MENU

GUで作るブルベ向け高見えコーデ完全版|肌が透けるように明るい色・形・素材の選び方と通勤〜休日フル搭載

「青みの服が好きなのに顔がどんよりする」「プチプラだと冷たく見えてしまう」「黒を着ると強すぎて怖い印象になる」——。それは、色・素材・丈と重心があなたのブルベの透明感とわずかにずれているだけです。

結論は明快。①青み寄りの明るめ〜中明度を顔まわりに、②面がなめらかで毛羽の少ない素材を選び、③上に重心が来る丈で整える——この3条件をGUの定番に当てはめれば、プチプラこそ静かに高見えします。

再現性を担保するために、色は最大3色、明度は上:明/下:やや濃の“1段差”、金具はシルバー中心で統一。鏡とスマホの**10秒テスト(正面→斜め→自撮り)**で、首元の影と肌の澄みを確認すれば、毎朝ぶれません。


目次

ブルベの設計図とGUでの色選び

肌が明るく見える基本色

ブルベはラベンダー、ライラック、アイスグレー、ブルー、ブルーグレー、ラズベリー、ボルドーが得意。白はクールな白(黄みが少ない白)を。顔に近いトップスは明るめ、ボトムは一段濃くすると、自然なコントラストで上質に見えます。顔色の“にごり”が出る日は、首元を浅U/浅Vにして肌の面積を1〜2cmだけ増やすと、影が抜けて即座に澄みます。

苦手色(ベージュ・キャメル・カーキ)の対処

黄みが強い色はグレージュ/モーブベージュ/ローズブラウンに置換。カーキは青みのある深緑(ボトルグリーン寄り)に寄せれば浮きません。バッグ・靴の金具はシルバーを基本に、温度感が欲しい日はピンクゴールドを“点”で。黄みの強いゴールドを大面積で使うと、肌の青みが後退してコントラストが荒く見えます。

高見え素材の見分け方

面が平らで毛羽が少ないほど価格以上に見えます。カットソーは度詰め/スムース、ニットはハイゲージ/ミラノリブ、シャツはブロード、ボトムはツイル/サージが安全帯。強い黄み光沢は避け、マット〜微光沢が正解。透けが不安な白トップスはアイボリーに寄せるか、インナーをグレー寄りベージュにすると境目が消えます。

表:ブルベ×GU 高見え色・素材 早見表(拡張)

カテゴリ顔色UPの色引き締めの色素材の目安見え方のコツ置き換えの例
トップスラベンダー/ライラック/アイスグレー度詰め/ハイゲージ首元は浅U/浅V/ボート浅で影を飛ばす黄み白→クール白/アイスグレー
シャツブルー/白/ブルーグレーブロード/オックス細番手面なめらか・透けにくい透ける白→ブルーへ
ニットアイスグレー/ライトネイビースモーキーピンクハイゲージ/ミラノリブ毛羽少・微光沢で上品起毛強→ミラノリブ
ボトムグレー/ネイビー/黒ボルドー深ツイル/サージ/プレスセンタープレスで縦線強化ワイド過多→ストレート
アウターネイビー/黒/グレージュブルーグレー軽ウール/ツイル襟と前端の直線で“格”を作る金具多→最小へ

似合う白・グレーの見極め(3秒チェック)

・白を当てて小鼻の赤みが消える→◯/黄ぐすみ→×
・グレーは青み(アイス)>黄み(グレージュ)で顔の影が消える方を選ぶ。
・迷ったら白:クール/グレー:アイス
からスタート。


アイテム別の正解(トップス/ボトム/アウター・ワンピ/小物)

トップス選びの鉄則

白はクールな白、Tシャツは度詰め・中厚で首リブは細〜中。肩は自肩±1cm、身幅はバスト+10〜14cmが上品な余白。ニットはアイスグレー/ライトネイビーのハイゲージ。ボーダーは白×ネイビー/白×グレーの細〜中ピッチで知的に。スウェットは裏毛つるっと系だと毛羽の影が出ず高見えします。

ボトム選びの鉄則

センタープレス入りタックパンツ(グレー/ネイビー/黒)を柱に。デニムはワイドすぎないストレートワンウォッシュ〜中濃。スカートはI/マーメイドで面を割らず、色はチャコール/ネイビーが万能。ワイドを履く日はトップス短め+靴先を尖らせると縦が伸びます。

アウター・ワンピ・小物の鉄則

アウターはネイビー/黒/グレージュ。ワンピはブルーグレー/ラベンダー/黒無地ウエスト高め。小物はシルバー金具、靴は黒〜グレー、バッグはブルーグレー/グレーが安定。差し色はラズベリーを“点”で効かせると都会的。

表:カテゴリ別 高見えチョイスとサイズ目安(強化)

カテゴリ推し色丈の目安サイズ数値テンプレ仕上がりのコツ
Tシャツ白/アイスグレー/ライラック程よいゆとり腰骨〜ヒップ上身幅=バスト+10〜14cm首リブはヨレにくい度詰め
ニットアイスグレー/ライトネイビーハイゲージ骨盤ジャスト肩幅=自肩±0〜1cm毛羽少・微光沢
シャツブルー/白レギュラー/バンドヒップ上着丈=身長×0.39±2cm透けにくい生地厚
パンツグレー/ネイビー/黒タック/プレスくるぶし上股下=足首骨−1〜2cm裾幅は靴の甲に触れない
スカートチャコール/ネイビーI/マーメイドひざ下〜足首丈=ひざ下10〜15cmウエスト高位置で脚長
アウターネイビー/黒/グレージュ直線前端ヒップ上〜中袖丈=手首骨+0.5cm襟と前端の直線で格上げ

失敗しない配色テンプレ(そのまま真似できる)

テンプレ1:顔色最優先の明るめセット

上:ライラック/ラベンダー × 下:チャコール × 靴:黒 × バッグ:グレー。唇は青みピンクで統一。会議・写真・取材日に強い万能形。

テンプレ2:透明感モノトーン

上:アイスグレー × 下:黒。白黒より柔らかく、光が均一に返る。アクセはシルバー、靴はつや控えめ黒で質感を整える。

テンプレ3:寒色ワントーンの細見え

上:ブルー × 下:ネイビー。明度差は1段だけ。バッグはブルーグレーで面をつなげる。

テンプレ4:白ベース×一点差し

上:白 × 下:グレー × 小物:ラズベリー(点)。差し色は面積を手のひら1枚分以内に抑えると上品。

テンプレ5:黒を軽やかに

上:黒 × 下:グレー × 首:浅V × 小物:白。黒の強さを肌と白で中和し、都会的に。

表:配色×小物の相性表(ブルベ向け)

上半身下半身バッグ/アクセねらい
ライラックチャコール黒/ネイビーグレー/シルバー血色+透明感
アイスグレーグレージュ/銀落ち着きと高見え
ブルーネイビーネイビーブルーグレー/銀面がつながる
グレー白/グレーネイビー/銀清潔感と軽さ
グレー白/シルバー強さを知的に調整

シーン別コーデ(通勤・休日・行事・在宅・旅行・雨の日)

通勤:清潔感と信頼感

アイスグレーのハイゲージグレータックパンツネイビー軽アウター。靴は黒ローファー、バッグはグレー箱型。上明・下濃の一段差で端正に。プレゼンの日は白シャツをインして面をさらに平らに。

休日:抜けと都会感

ライラックT(度詰め)中濃ストレートデニム真っ白スニーカー。バッグはネイビー、帽子はグレー。淡色でも締まり、写真でも冴えます。

行事・写真:静かな迫力

ブルーグレー無地ワンピ黒ショート羽織。耳は小粒、口元は青みピンク。無地の広い面が光を均一に返し映えます。撮影は正面少し斜めで首の影を回避。

在宅/オンライン:画面で顔が明るい

白〜アイスグレーのカットソーを正面やや斜めに。背景が暗い日は白、明るい日はグレー。首は浅U、アクセは細い銀一点。窓45度の位置に座ると肌が均一に明るい。

旅行:軽さと清潔感

ブルーシャツネイビーパンツ、肩に白カーデ。靴は白〜グレーのスニーカー。屋外光でも肌が澄み、荷物も軽量に。

雨の日:にごり回避

上:白/アイスグレー × 下:ネイビー撥水 × 靴:黒。青寄りの光でも顔が曇らず、汚れが目立ちにくい。バッグは合皮グレーで雨染みを防止。

表:シーン別 配分早見表(強化)

シーン上半身下半身素材感小物ねらい
通勤アイスグレーグレー/ネイビーハイゲージ/ツイル黒ローファー/銀端正+清潔
休日ライラック中濃デニム度詰め/デニム白スニーカー軽さと都会感
行事ブルーグレー黒/濃紺微光沢/マット小粒/銀写真で均一
在宅白/アイスグレー黒/チャコールスムース最小限/銀画面で明るい
旅行ブルー/白ネイビーブロード/ニット斜め掛け荷物軽量+映え
白/アイスグレーネイビー撥水撥水/ツイル黒防水靴にごり回避

一週間コーデ計画(色で自動化)

曜日/予定トップスボトムバッグねらい
月・会議白シャツ+ネイビーカーデグレータック黒ローファーグレー箱型端正な第一印象
火・資料作業アイスグレーニットネイビー黒フラットネイビー長時間でも凛と
水・在宅白T(度詰め)黒テーパード白スリッポン小さめ画面で明るい
木・会食ラベンダーニットチャコールIスカート黒ヒールグレージュ静かな華やぎ
金・カジュアル細ピッチボーダー白×紺中濃デニム白スニーカーネイビー清潔な抜け
土・公園ブルーシャツダークデニムグレースニーカー斜め掛け屋外で爽やか
日・写真日ブルーグレー無地ワンピ黒パンプスシルバー小物均一な光返し

季節・体色(ブルベ夏/冬)別の微調整

ブルベ夏に最適化

やわらかい明るめが得意。ライラック/スモーキーピンク/アイスグレー中心に、金具はシルバー。黒は首元浅Vで肌を見せ、バッグでを足すと軽く映ります。

ブルベ冬に最適化

はっきり濃いめも映える。ロイヤルブルー/ボルドー/黒を要所で。全身濃色は重いので、上明・下濃の“1段差”で品を保つ。リップは青み強めがコーデに呼応します。

季節と気温のレイヤー指標

・20〜25℃:度詰めT+薄アウター
・15〜20℃:ハイゲージ+シャツ/軽アウター
・10〜15℃:ハイゲージ+ツイルアウター
・5〜10℃:ミラノリブ+軽ウール。いずれも上明・下濃は維持。


買い物・採寸・お直し・ケア(高見えを固定)

買い物の段取り

  1. 色を先に決める → 2) 面が平らか触って確認 → 3) 鏡を正面+45度で首の影を確認 → 4) 裾はくるぶし上で調整。迷ったら上短・下長がバランス良。店内では白照明の鏡でも確認して色の転びをチェック。

オンライン採寸のコツ

手持ちの“最強細見え”を床置きで肩幅・身幅・着丈・袖丈を採寸。商品表と照合し、身幅±1cm/着丈±2cm内を優先。首の開きは縦5〜7cmが影を飛ばす安全帯。試着不可のときは返品ポリシーも確認。

お直し・ケアの基本

裾上げは靴を履いてピン打ち。洗濯はネット+裏返し+弱水流、干す前に前立て・襟・裾の直線を整える。ニットは平干し、シャツは軽スチームで面を回復。毛玉は電動リムーバーで面だけを均し、光りすぎは避ける。

表:お直し・ケアの目安

項目目安コツ
裾上げくるぶし上1〜2cm靴を履いたまま決定
ウエスト詰め±2cmまでベルト通し位置も確認
洗濯ネット/弱水流干す前に“面”を揃える
スチーム中温/短時間光沢を出しすぎない
毛玉処理表面のみ軽く面を均一に保つ

Q&A(よくある疑問)

Q1. ベージュが似合わない。どう着れば?
A. グレージュ/モーブベージュに置換し、上は白/ブルーで澄ませる。金具はシルバーで統一し、チークと唇は青み寄りへ。

Q2. 黒が多くて重い。
A. 首元を浅Vにして肌を少し見せ、ボトムをグレーへ。白小物を一点で抜けを作る。黒はつや控えめが高見え。

Q3. どの白を選べば失敗しない?
A. 青みのある白/アイスグレー寄りの白。黄みオフ白は顔から離して使うのが安全。迷ったら白T+ネイビーが万能。

Q4. ピンクが子どもっぽい。
A. スモーキーピンク/ローズを小面積で。トップスならハイゲージで毛羽を抑えて知的に。

Q5. アクセは金か銀か?
A. 基本はシルバー。温かみが欲しい日はピンクゴールドを小さく一点だけ。黄色みの強い金は広範囲で使わない。

Q6. すっぴんの日でも顔色を上げたい。
A. 白/アイスグレーのトップスライラック小物浅U。耳元はシルバー小粒で最小コスト最大効果。


用語辞典(やさしい言い換え)

度詰め:編み目を詰めた厚めの生地。面が平らで高見え。
ハイゲージ:目の細かい編み。毛羽が少なく光を均一に返す。
ブロード:糸が細く目が詰んだ平織りシャツ地。透けにくく上品。
ツイル/サージ:斜めの畝がある丈夫な織り。線が出て脚がまっすぐ見える。
ミラノリブ:目が詰まったフラットな編み。影が出にくく上品。
中明度:明るすぎず暗すぎない中くらいの明るさ。肌の影を飛ばすのに向く。
面(めん):布の平らな広がり。面が整うと光が均一に返り高見え。


まとめ:青み寄りの明るさ×なめらかな面×上重心で、GUは“静かに高見え”。
顔まわりに青み寄りの明るい色、素材は毛羽が少ないなめらかな面、シルエットは上重心。この三条件をGUの定番に当てはめるだけで、通勤も休日も行事も肌は透けるように明るく、装いは知的に仕上がります。今日の一枚から、透明感と“格”を同時に底上げしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次