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パーソナルカラー別×マスク色の正解|くすみ回避カラーチャートと似合わせ完全ガイド

「マスクを替えたら顔がどよんと暗い」「白なのに黄ばんで見える」「ピンクを付けたら子どもっぽい/腫れぼったい」——その違和感は、あなたのパーソナルカラー(肌の温度・明度・澄み/くすみ)とマスクの色・明るさ・清濁・面積の噛み合わせがズレているから。

結論は簡単です。肌の“温度”に色相を合わせる/明度差は顔±0.5段/清濁は肌質(つや/マット)にそろえる/耳ひもまで同系で統一——この4本柱を守れば、誰でもくすみ回避×小顔見えが安定します。手順はシンプル。①耳たぶと唇の色を基準に温度を決める→②手の甲の明るさと±0.5段で色を選ぶ→③肌質に合わせて半つや〜マットを選択→④耳ひも・縁の色まで同系

本稿は、理論→タイプ別チャート→シーン別→形状/サイズ→購入&衛生管理→Q&A/用語辞典の順で、今日から真似できる数値ルールと表を増量し実践記事としてお届けします。


目次

1. 基礎理論|色温度×明度×清濁×面積で“くすみ”は制御できる

色温度(イエ/ブル)の合わせ方

  • イエベ:**黄み寄り(クリーム/アプリコット/サンド)**で血色UP。頬の赤みが自然に増し、くまが目立ちにくくなる。
  • ブルベ青み寄り(ラベンダー/ローズ/アイスグレー)で透明感。肌の赤ぐすみを抑え、白目が澄んで見える。
  • 迷ったら中立(アイボリー/グレージュ)。黄にも青にも転ばず、服色を選ばない。

明度(明るさ)と顔の影

  • 明度ルール顔の肌明度±0.5段が基本。明るすぎ→白飛びで立体感消失、暗すぎ→影の強調で老け見え。
  • 背景補正:白壁・強い照明下→−0.5段で締め、暗背景・夕方→+0.5段で血色を足す。
  • 写真/画面:カメラ前では**+0.5段**が最も自然に映りやすい。

清濁(澄/くすみ)と肌質(つや/マット)

  • つや肌澄んだ色(ミルキー/透明感カラー)が一体化。
  • マット肌半くすみ〜くすみ色(グレイッシュ)で落ち着く。
  • 季節の乾燥時は半くすみ×中明度が無難。皮脂が出やすい季節はマスク側をマット寄りに。

表|目的別・色×明度×清濁の早見(拡張)

目的色温度明度清濁ねらい置き換えのコツ
顔色UP肌温度に合わせる+0.5段澄〜半澄白飛びを防ぎ血色UPくすむ→温度を±半段調整
小顔見え服より一段暗い−0.5段半くすみ輪郭を締める重い→ひもを同系細へ
清潔・仕事中立寄り±0半澄目元をくっきり反射強→素材を変える

表|肌明度のかんたん測定(白紙法)

手順やり方判定の目安
1白い紙を頬の横に当てる肌が紙より暗い→中〜低明度 / 明るい→高明度
2手の甲とも比較マスクは手の甲±0.5段が安全
3室内灯/窓際で再確認背景で見え方が変わるため2回以上確認

2. パーソナルカラー別カラーチャート|春・夏・秋・冬の正解色

イエベ(春/秋)ベストカラーと置き換え

基本の考え方:黄みの温度を活かし、中明度×半澄を起点に。春は軽やか、秋は深みを足す。
イエベ春の基準色アイボリー/クリーム/ピーチベージュ/アプリコット。差し色にペールコーラル/ミルクティー/やわらか黄緑避ける青みピンク/真っ白/グレー強
イエベ秋の基準色サンド/キャメル/テラコッタ/オリーブグレージュ。差し色にカフェオレ/煉瓦/抹茶ミルク避ける青み強ピンク/薄グレー

表|イエベ(春/秋)の“服×マスク”配色テンプレ

季節服色マスク色明度清濁ひも色一言メモ
生成り/白クリーム+0.5アイボリー白浮きをやわげる
コーラル/黄緑ピーチベージュ±0半澄ベージュ温度をそろえ軽やか
黒/濃紺キャメル−0.5半くすみこげ茶冷たさを中和
カーキ/茶サンド/オリーブG±0くすみ濃ベージュ面がつながり端正
煉瓦/錆テラコッタ−0.5くすみ深みで大人顔

NG→OK置き換え(イエベ)
真っ白で白飛び→アイボリー/クリーム。青みピンクで青白い→ピーチ/コーラル。薄グレーで冷え見え→サンド/キャメル

ブルベ(夏/冬)ベストカラーと置き換え

基本の考え方:青みの温度を保ち、透明感輪郭の明確さを調整。夏はやわらかく、冬は対比強め
ブルベ夏の基準色ラベンダーグレー/ローズベージュ/ライトグレージュ。差し色にすみれ/ばら灰/水色避ける黄ベージュ/強い白
ブルベ冬の基準色アイスグレー/チャコール/やや抑えた真白。差し色にネイビー/青みローズ避ける黄みベージュ/茶

表|ブルベ(夏/冬)の“服×マスク”配色テンプレ

季節服色マスク色明度清濁ひも色一言メモ
白/薄青ライトグレージュ+0.5生成り薄白飛び抑え透明感
ラベンダー/ばら灰ローズベージュ±0半澄ばら灰目元を優しく締める
白×黒チャコール−0.5半澄輪郭くっきり小顔
真白ワントーンアイスグレー+0.5白浮きを抑える
ネイビー基調ネイビー/白±0紺/白首上が引き締まる

NG→OK置き換え(ブルベ)
黄ベージュで黄ぐすみ→ライトグレージュ/ローズ。強白で白浮き→アイスグレー。茶でぼやける→チャコール/ネイビー

タイプ別 NG→OK総まとめ

タイプNG例OK置き換え理由
真っ白/青みピンククリーム/ピーチ白飛び・青白さ回避
薄グレー/青みピンクサンド/キャメル冷え見え回避
黄ベージュ/強白ライトグレージュ/ローズ黄ぐすみ・白浮き回避
黄ベージュ/茶アイスグレー/チャコールくすみ回避・輪郭強調

3. シーン別・季節別テンプレ|通勤・学校・会食・アウトドア・画面映え

日常(通勤/学校)と式・会食の最適色

日常:中立〜肌寄りの中明度。素材は不織布/光沢控えめで反射を減らす。耳ひもは同系細めで線を細く。
式・会食:春=クリーム、夏=ライトグレージュ、秋=キャメル薄、冬=アイスグレー。毛羽立ちの少ない生地を選び、鼻根〜頬のカーブに沿う立体で影を減らす。

アウトドアと季節の機能色

:汚れが目立ちにくい中明度
機能接触冷感/紫外線対策/抗菌など。汗をかく日は耳ひもやや太めで負担軽減。
冬場内側をやや濃色にして口紅移りを目立たせない。

オンライン映えの明度ルール

:肌より**+0.5段が画面で健康的。
背景:白壁→中明度で締め、暗背景→
+0.5段**で起こす。
ノーズワイヤーで陰を分散、頬の影を避ける。

表|シーン×色×素材×ひも×形の早見(拡張)

シーン素材ひもポイント代替案
通勤中明度中立不織布/光沢控えめ同系細め立体清潔・話しやすい舟形で頬の線を整える
会食季節の基本色毛羽立ち少同系/薄立体/舟形写真で影を減らす口紅は落ちにくい薄色へ
外遊び中明度汚れ目立たず接触冷感/紫外線太め立体体感と見た目の両立内側濃色で汚れ目隠し
会議+0.5段反射少同系細め立体画面で血色UP背景に合わせ明度調整

4. 形状・サイズ・耳ひも|小顔と快適さの数値ルール

形状(ひだ/立体/舟形)の見え方

  • ひだ(プリーツ):上下に可動し口元に影が出にくい。横幅が広がると大きく見えるため幅控えめを選ぶ。
  • 立体(くちばし型)鼻〜頬の影を均一にしやすく、小顔効果が高い。眼鏡との相性も良い。
  • 舟形:頬の線が直線寄りになり、輪郭がすっきり。耳前のもたつきを抑えられる。

サイズの決め方(数値の目安)

  • 横幅耳前〜耳前+1cmが基準。大きすぎると頬影、小さすぎると食い込み
  • 鼻根〜顎先の80〜85%。長すぎは顎下の影増、短すぎは鼻下の影
  • 耳ひも長装着時に指1本入るゆとり。長すぎはズレ、短すぎは

耳ひも・縁取りの色で“線”を作る

  • 濃いひも顔を締めるが強すぎると硬い。
  • 同系ひも面が途切れず上品、服色とも喧嘩しない。
  • 縁取り1〜2mmの細縁が自然。縁が太い場合は明度+0.5段で軽さを補う。

表|顔型×形状×サイズ×耳ひも(詳細)

顔型形状横幅ひもメモ
立体/舟形基準−0.5cm80%同系細縦ラインを作る
面長ひだ/立体基準85%同系縦の長さを緩和
逆三角立体基準80%やや濃下に重心を作る
ベース舟形基準−0.5cm80%同系頬の面を整える

5. 購入の順番・衛生管理・色褪せ対策(長く美しく使う)

購入の順番(迷わない)

1)タイプ判定(春夏秋冬)→2)基本色を箱買い→3)差し色を少量→4)耳ひも/縁まで同系で揃える。
最初の一箱:春=クリーム、夏=ライトグレージュ、秋=サンド、冬=アイスグレー。
複数色セット:中立2色(アイボリー/ライトグレージュ)+肌寄り1色が万能。

衛生管理(清潔と見栄えを両立)

  • 使い捨ては1日1枚、布は毎回洗濯
  • 毛羽立ちは老け見えの敵。面ファスナー/ヒゲでの引っかかりに注意。
  • 口紅移り薄い色の口紅に切り替え、内側色を中明度に。化粧直しはティッシュオフ→薄重ねで滲み防止。

色褪せ・黄ばみ・におい対策

  • 直射日光を避け箱で保管
  • ファンデ汚れは早めに中性洗剤でオフ。
  • 白系はローテ黄ばみ分散。においが気になる日は無香のシートで軽く拭き、完全乾燥させる。

表|チェックリスト(買う前/使う前/写真前)

項目OKサインNGサインすぐの対処
色温度肌と調和黄/青に偏る中立色へ置換
明度顔±0.5段±1段以上光/背景で補正
清濁肌質に合うつやと反発半くすみへ
サイズ横/縦が基準内頬食い込み/顎影形変更/サイズ見直し
耳ひも指1本の余白跡が残る長さ調整
毛羽立ち目立たない毛羽が光を拾う面の整った生地へ

Q&A(よくある疑問)

Q1. 迷ったらどの色?
A. アイボリー(イエ寄り)/ライトグレージュ(ブル寄り)。どちらも中明度×半澄で外しにくい。

Q2. 真っ白はNG?
A. 写真・画面では効果的。日常では白飛びが出やすいのでアイボリー/アイスへ半歩ずらすと自然。

Q3. ピンクで腫れぼったい。
A. **青みローズ(夏/冬)ピーチ(春)**へ温度を合わせ、明度−0.5に下げて締める。

Q4. 男性にも当てはまる?
A. 当てはまります。中明度×中立色×細ひもが最も実用的。柄は無地/細い織りが清潔。

Q5. 一箱だけ買うなら?
A. 中明度の中立色(アイボリー/ライトグレージュ)。耳ひもは同系細で万能。

Q6. 服と色がぶつかる。
A. 服が鮮やか→マスクは中明度で半くすみ。服が淡色→マスク+0.5段で顔色を起こす。

Q7. 眼鏡・帽子との合わせ方は?
A. 金具色/つやをそろえると一体化。眼鏡が銀ならグレージュ/アイス、金ならアイボリー/サンド

Q8. 肌荒れが気になる。
A. 内側は無地・繊維やわらかめを選び、保湿→装着。違和感が続く場合は使用を中止し専門家へ相談を。


用語辞典(やさしい言い換え)

  • 色温度:色のあたたかさ/つめたさ(イエ/ブル)。
  • 明度:明るさの段階。±0.5段のズレが安全。
  • 清濁:澄んだ/くすんだ印象。肌のつや/マットと合わせる。
  • 中立色:黄にも青にも寄らない色(アイボリー/グレージュなど)。
  • 立体/舟形/ひだ:鼻と頬に沿い影を減らす形の違い。小顔に見えやすいのは立体
  • 耳ひも:耳にかける線の色と太さ。同系細めが上品に見える。

まとめ:温度を合わせ、明度±0.5、清濁=肌質、耳ひもまで同系。これで“くすみ回避×小顔見え”は固定できる
マスクは顔の1/3を占める最大の“色面”肌の温度で色相を決め、明度±0.5清濁を数値で管理。耳ひも同系/細めまで整えれば、通勤も会食も画面越しも安定して盛れる。次の箱は、このチャートを見ながら迷わず選んでください。

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