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パーソナルカラー別×推しカラーと自分色の折衷術【浮かない・盛れる・現場で使える保存版】

推し活の日は、いつもの通勤やお出かけよりも「今日はこの色をどうしても着たい」「このメンバーカラーを身につけないと気持ちが上がらない」「一緒に行く友だちと色をそろえたい」といった感情が先に立ちます。

その一方で、鏡をのぞいた瞬間に「顔だけ黄ばんで見える」「首との色が合っていない」「写真に撮るとメイクがくすむ」「ライブの照明を浴びたら顔色が落ちた」という違和感が出やすいのも、推し活コーデの特徴です。

とくに、推しのグループカラー・メンバーカラー・コンセプトカラーが、自分のパーソナルカラーと反対側のトーンにあるときは、服もメイクも全部を推しに寄せると、肌の透明感・白目の澄み・フェイスラインの小ささが一気に損なわれます。ここで必要なのは「推し色をやめる」ことではなく、どこを自分の色で死守して、どこを推しに譲るかを先に決めておく段取りです。

結論から言うと、顔のまわり・胸元・首もと・肩〜上腕に近いゾーンは必ず自分のシーズンに寄せ、推し色は面積を小さく・肌から距離をとって・必要なら明度か彩度を一段階落として使うというルールにすれば、多くの組み合わせは回避できます。

さらに、写真や動画・SNSに残す前提であれば、推し色の“イメージだけ”を残しつつ、近似色・淡色・くすみ・金属色や透明素材に翻訳して身につけると、現場でも画面でも違和感が起きません。


この記事では、①推し色と自分色がぶつかる仕組み、②ベース色を自分色で固定する手順、③4シーズン別にどのように推し色を翻訳するか、④現場・配信・日常・写真投稿などシーン別の寄せ方、⑤よくある疑問とその解決、⑥用語のやさしい説明、までを一気にたどれるように構成しています。

読んだその日から、推し活のたびに「今日は顔色が負けるかも」と心配する時間を減らして、推しを全力で楽しみながら自分の顔もいちばんきれいに写す状態を作っていきましょう。

目次

推しカラーが似合わないと崩れて見える理由を先に押さえる

推し色が自分に似合わないとき、多くの人は「私はこの色が似合わないから仕方ない」と受け止めてしまいますが、本当はもっと細かい原因があります。原因さえ分かれば、色を捨てるのではなく、置く位置・面積・明度・彩度・質感・時間帯でコントロールできます。ここでは主な崩れ方を一つずつ見ていきます。

光源と肌色のズレでくすみが倍増する仕組みを理解する

ライブ会場・ホール・イベントスペースは、ステージからの強い色光と、天井や壁からの白に近い照明が同時にあたる、家庭とはまったく違う光環境です。自分の肌が本来もっている黄み・青み・赤みと、顔のまわりに置いた推し色の反射が真逆だった場合、光が跳ね返るたびに肌のくすみや色ムラが強調されます。

たとえば、ブルベ夏の人が原色に近いオレンジを首元に置くと、白目がややアイボリーに転んで見えたり、口まわりだけどんよりしたり、チークのなじみが悪くなったりします。これは肌そのものよりも、光が反射する方向がズレていることが原因です。つまり、推し色を顔の真下に大きく置かない、もしくは薄い色にして反射量を抑えるだけで、メイク自体はそのままでも崩れにくくなります。

面積が大きいほど“自分の色”が負けるという原則を思い出す

色合わせの基本はとてもシンプルで、似合わない色ほど面積を小さくして使えば目立ちにくくなります。トップス・ワンピース・羽織りなど、体の正面を大きく覆うアイテムに推し色を持ってきてしまうと、その色が肌に回り込んでしまい、せっかくのパーソナルカラーの長所が消えます。

逆に、小物・靴・バッグ・ヘアアクセ・うちわの縁・ペンライトのストラップ・ネイル・スマホストラップのように、顔から距離があり面積も小さい場所に推し色を置けば、似合わない色でもかなり許容できます。

彩度と明度の差だけで“推し寄せ”できることを知る

「推しが真っ赤」「推しが原色の緑」と聞くと、その色をそのまま着なければならないと考えてしまいがちですが、実際には同じ方向性の色を、少し明るく・少し暗く・少しやわらかくして身につけるだけでも、推し色として認識されます。これは、わたしたちが推し活で「この人の色だ」と判断するとき、色相そのものよりも「赤っぽい」「青っぽい」「緑っぽい」といった大きな方向性を見ているからです。

イエベ春がどうしても青を着たいなら、純粋なロイヤルブルーではなく、水色・ターコイズ・ミント寄りの明るい青を選べば肌は沈みにくくなりますし、ブルベ夏がオレンジを使いたいなら、サーモンピンク・コーラル・アプリコット寄りに落とすと、青み肌とのギャップがやわらぎます。つまり、色みそのものを諦めるのではなく、推しと自分の真ん中にある“ゆるやかな階段”を一段だけ下りてくるイメージです。

グッズの色が強すぎるときは“服をクッションにする”

公式グッズの多くは、ロゴやキャラクターがはっきり見えるように作られているため、服に使うにはやや強すぎることがあります。そういうときは、グレー・エクリュ・オフ白・黒など、どのシーズンでも受け止められるクッションになるベース色を服で先に作り、グッズをその上に乗せるように持つと、色の強さだけが浮きません。

服をグッズに合わせるのではなく、服でグッズを受け止めるという視点に切り替えると、推し活の日のコーデが一気に組みやすくなります。

表:推し色と自分色がぶつかったときの基本処理(拡張版)

ぶつかるパターン起きる見え方やること置き場所の優先追加でできること
自分が黄み肌で推しが青・紫顔が青白く、くすむ自分側のベースを黄み寄せで固定+推しは小物に耳より下に置くゴールド系アクセを足して温度を足す
自分が青み肌で推しが黄・オレンジ肌が黄ばんで見える自分側をラベンダーなどで明るくしてから推しを足す顔から20cm離すインナーを白〜青みで挟んで反射をリセット
自分も推しも強い色色だけが浮く推しの彩度を一段落とすバッグ・靴・ネイルグッズはそのまま、服をくすませる
自分が淡色で推しが濃色服に着られる顔まわりに自分の淡色ストールを足す顔周りを優先濃色はボトムかバッグにまとめる

ベースを“自分色で固定”してから推しに寄せる段取り

推し色と自分色をケンカさせないいちばんのコツは、先に自分をきれいに見せる土台を作ってから、推しをその上に乗せることです。順番を逆にすると、後から何を足してもくすみが取れず、結局推し色を外すことになります。ここでは段取りを細かく書いておきます。

顔に一番近い三角形を自分のシーズンで埋める

顔〜首〜デコルテにできる三角形のゾーンを、まず自分のシーズンで埋めます。イエベ春ならオフホワイト・アイボリー・ライトベージュ、ブルベ夏ならローズベージュ・スモーキーピンク・ライラック、イエベ秋ならキャメルベージュ・テラコッタ寄りベージュ・カーキベージュ、ブルベ冬ならブラック・アイシーグレー・真っ白・ネイビーなど、肌がすぐに整って見える“無地”を1色決めておくのがポイントです。

この1色を顔回りに置いておけば、下に何色を仕込んでも、上にどんな派手色をかけても、ベースの顔色は崩れにくくなります。また、このゾーンはできるだけ無地にして、柄やロゴは胸より下に持っていくと、反射が安定します。

推し色は“層の上に重ねる”か“下に透けさせる”かを選ぶ

顔まわりを自分の色で固定したら、次に推し色をどう足すかを決めます。上から重ねるやり方は、ストール・カーディガン・ボレロ・スカーフ・ヘアタイ・うちわのリボンなど、あとから外せるアイテムで色を足す方法です。撮影のときや入場のときだけ推しを前に出せるので、写真優先の日に向きます。

下に透けさせるやり方は、推し色のタンクトップやキャミソールを中に着ておき、上から自分色のシャツやブラウスを羽織って前を少しだけ開ける方法です。長時間の現場・移動がある日・汗をかきやすい日などは、こちらのほうが顔色の持ちが良くなります。

面積と高さを数値で見ると失敗が減る

「今日は推し最優先で」「今日は仕事帰りで目立たせすぎたくない」といったように、日によって優先度は変わります。なので、ざっくりでいいので、推し色と自分色の割合を最初に決めておきましょう。トップスに推し色を大きく使う日は“推し6:自分4”、トップスや顔まわりは自分色で小物だけ推しなら“推し2:自分8”、全体をワントーンでまとめてメイクで推しをのせる日は“推し1:自分9”のように、3パターンを覚えておくだけで、現場で服を広げなくても即決できます。

さらに失敗を防ぐためには、推し色は耳より下・バストラインより下・腰より下のどこか一か所に寄せると決めてしまうと、顔色が崩れる確率はかなり下がります。

表:面積配分の実例(詳細版)

パターン自分色の割合推し色の割合使いどころ注意点
自分で盛りたい日82トップス・顔周りを自分色、小物だけ推し小物は顔から20cm以上離す
現場の写真優先の日64カーディガンやボトムで推しを見せるメイクは必ず自分色に寄せる
オンライン配信の日91メイク・アクセで推し色を点置き背景が白なら中明度を選ぶ
仕事帰りに現場の日73インナーを推し、羽織りを自分色職場で外せるように層で調整

4シーズン別:推し色をこう翻訳する

ここからは、パーソナルカラーの4シーズンごとに「この推し色のときはこう寄せる」という形で具体的に書きます。あくまで軸は自分のシーズンで、推しは“翻訳”して使うという考え方です。

イエベ春が推し色を使うときの拡張レシピ

イエベ春は、あたたかさ・明るさ・軽さがそろった色が得意です。原色の青や紫、蛍光に近い緑のような“冷たくて強い色”は、肌にうつると一気に元気がなく見えることがあります。そこで、白を混ぜてパステル寄り・ターコイズ寄り・ミント寄りにずらすか、推し色をアクセサリーや小物で点置きする方法をとります。

顔まわりはアイボリーやあたたかみのある白で囲み、メイクはコーラル・ピーチ・サーモン中心にしておくと、ブルーライトを浴びても肌が黄ぐすみしません。バッグのチャーム・ヘアリボン・スマホストラップ・指先のネイルなど、きらっと光る位置に推し色を置くと、軽やかさと推し感が両立します。

ブルベ夏が推し色を使うときの拡張レシピ

ブルベ夏は、青みを含むやわらかい中明度が得意で、急に黄みの強いオレンジ・からし・ライムを顔に近づけると、肌が一段暗く見えたり、口元だけくすんだりします。そういうときは、黄みの温度は残したまま、赤みを少しだけ足したサーモンピンク・コーラルピンク・ローズベージュに翻訳して使います。

トップスを自分色にして、スニーカー・トートバッグ・ソックス・ヘアピンなどの離れる場所に推し色を入れれば、全身のトーンは崩れません。メイクはローズピンクのチークと青みピンクのリップをはっきり入れておくと、黄色い推しアイテムを持っても顔だけは透明感を保てます。もしどうしてもオレンジを顔に近づけたいなら、上にライラックのストールを重ねて、反射を一度やわらげてからオレンジを見せると、画面でも実物でも違和感が出ません。

イエベ秋が推し色を使うときの拡張レシピ

イエベ秋は、深み・温度・少しマットな質感が得意です。原色に近いブルー・マゼンタ・パープルなどをそのまま顔まわりに置くと、色だけが浮いて見えます。ここでは、推し色をくすませる・温度を足す・濃度を一段階落とすの3つを同時に行うと、ぐっと肌となじみます。

たとえば推しがブルーならピーコックブルー・ティール・ターコイズを選び、ピンクならサーモンローズ・テラコッタローズを選び、グリーンならオリーブ・モス・カーキ寄せにします。

顔まわりはキャメル・ベージュ・オフ白で落ち着かせ、推し色はスカート・パンツ・ロングカーディガンなど下に持っていくと、体の縦ラインがきれいに出ます。メイクはアプリコットベージュのチークとオレンジブラウンのリップで血色をしっかり出しておくと、上半身に強い色を乗せてもくすみません。

ブルベ冬が推し色を使うときの拡張レシピ

ブルベ冬は、はっきりした色・コントラストの強い色・冷たさのある色が似合うので、推し色が濃い赤・濃い青・濃い紫・黒に近いグリーンなどの場合は、そのままでも行けることが多いです。

逆に、推し色が黄みの強いオレンジ・からし・ベージュなどの場合は、白や黒の面を先に作ってから、オレンジを点で使うとバランスが取れます。顔まわりは真っ白・ブラック・ネイビーなどでコントラストをつけ、推し色は視線が集まらない腰・バッグ・靴・ネイルに。メイクは青みレッド・ベリー・フューシャなどでしっかり色を起こし、目元は黒マスカラとグレーシャドウで冷たさを乗せておくと、黄み推しを持っても顔が負けません。

表:シーズン別・推し色の翻訳表(詳細版)

自分のシーズン推しが青のとき推しがオレンジのとき推しが黄/ライムのとき推しが紫のとき備考
イエベ春水色・ターコイズ・ミント寄せコーラル・アプリコットクリームイエロー・バターラベンダーピンク顔まわりは必ずアイボリー
ブルベ夏アクア・スモーキーブルーサーモンピンク・ローズベージュレモンクリーム・パステルライムライラック・スミレメイクは青みピンクで固定
イエベ秋ティール・ピーコック・ターコイズ深めテラコッタ・サンドオレンジマスタード・オリーブ寄せ赤み強めボルドーボトムか羽織にまとめる
ブルベ冬ロイヤルブルー・ネイビールビーレッド寄せ・マゼンタ寄せハイライトとして白で飛ばすバイオレット・マゼンタ黒と白で囲って見せる

シーン別:現場・配信・日常使いでどう寄せるか

現場参戦の日は「正面+サイド」の2点で推しを見せる

現場では「推しがひと目で分かること」と「顔色がきれいに写ること」を同時に叶える必要があります。そこで、推し色は必ず正面にひとつ、横や下にひとつ置き、顔まわりは自分色で固定します。

トップスが推し色なら、インナーや首に触れるアイテムを自分色にして、上下で折衷するイメージです。髪飾りやピアスで推し色を入れるときは、耳の後ろに回したり、顔の正面にかからない位置にずらすと、肌がくすみません。推しの名前やロゴが入った大きなグッズを持つ場合は、服の方はくすみ系・自分色でまとめておくと、写真に写ったときの情報量が多くなりすぎません。

オンライン配信・リモートでの推し活の日は画面越しの色変化を前提にする

画面越しだと、色は一段階明るく・青く・白っぽく見えやすいです。なので、推し色はいつもより少しくすませたトーンにしておくと自然です。背景が白なら中明度、背景が黒なら少し明るめの推し色で。

アイメイクとリップは自分のシーズンにぴったり合わせ、推し色はイヤホンカバー・ヘアゴム・スマホケース・マグカップなど“離れた場所”に置くと、肌が安定して見えます。どうしてもトップスで推しを着たいときは、カメラの明るさを少し下げて、肌のトーンが飛びすぎないように調整するときれいです。

日常でさりげなく推しを持ちたい日は質感で主張を下げる

職場・学校・親族の集まりなど、場に合わせる必要があるときは、推し色を面積で見せるのではなく、質感や小さなモチーフで主張するのが安全です。たとえば、ブルベ夏の人が赤を持ちたいときは、ローズ寄りの赤いネイル、赤みのあるくすみピアス、ローズブラウンのアイラインといった“赤みを感じるけれど主張しすぎない”場所で使います。

バッグの内側やポーチを推し色にする、スマホの中の待受を推し色にする、といった見せ方も有効です。これなら、ファッションとしてはシーズン通りに整っているので、顔色を崩さずに毎日推しを持ち歩けます。

SNSに写真を上げる前提の日は配置を固定しておく

写真で一番崩れやすいのは、顔の周りにある強すぎる色です。投稿用に撮るなら、顔の周りは自分色、手に持つグッズと背景に推し色という配置をテンプレにしておくと、どのアプリで加工しても肌が安定して写ります。背景を推し色にしてしまう場合は、服を無彩色(白・黒・グレー)に寄せ、水色やラベンダーなど自分の得意な淡色を顔まわりに足すと、肌が白く見えます。

家族・友人と一緒に行く現場の日は“位置でそろえる”

一緒に写る人のパーソナルカラーともぶつからないように、自分は推し色を下半身や小物に寄せ、顔に近いところは自分のシーズンにしておくと、集合写真で誰か一人だけ顔が沈むことを防げます。また、全員でおそろいにしたいときは、色を完全にそろえるよりも「同じ場所に推し色を置く」ほうがまとまって見えます。

Q&A(よくある疑問)

Q1. 推しの色がどうしても似合わない原色です。あきらめるしかありませんか?
あきらめなくて大丈夫です。原色をそのまま顔の近くで使うのではなく、白やグレーを混ぜた“淡い版”や“スモーキー版”を身につけて、手に持つペンライト・うちわ・アクスタなどで本来の色を出せば、写真ではきちんと「推し色を持っている人」に見えます。どうしても服で原色を着たい日は、顔に近いところに自分のシーズンのストールを一枚はさみ、メイクもシーズンに合わせておけば、許容範囲に収まります。

Q2. ペア参戦で同じ推し色にしたいときはどうすれば?
顔まわりは各自のパーソナルカラーでそろえ、推し色はボトム・バッグ・うちわ・ストラップなど同じ位置にするだけで“おそろい感”は出ます。全身を同じ色にしなくても十分です。片方が黄み肌・片方が青み肌でも、位置をそろえておけば写真で違和感が出にくくなります。

Q3. 推しカラーの公式グッズの色が強すぎます。どう合わせればいいですか?
クッション性のある白・黒・ベージュ・グレーなど、どのシーズンにもなじむベースを服で作り、グッズだけを前に出してください。服のほうで色を再現しなくても、手にその色があるだけで統一感は十分に出ます。もしグッズが蛍光系でどうしても浮く場合は、顔を自分色で固めて、グッズを少し離れた位置(胸より下)で持つと、反射によるくすみを防げます。

Q4. メイクでも推し色を使ってみたいです。どこなら顔がくすみませんか?
アイラインの目尻だけ・下まぶたの黒目外側だけ・口紅の中央だけなど、点で使う場所なら大丈夫です。まぶた全体・頬全体など面を広くとる場所は自分のシーズン色にしましょう。ブルベ夏がオレンジ推しを取り入れるなら、リップの中心だけコーラルをのせ、輪郭は青みピンクで囲うなど“内側だけ推し・外側は自分色”という形にすると、顔色は崩れません。

Q5. 背景が推し色のうちわやタペストリーで埋まるときは?
服は無彩色(白・黒・グレー)か、自分のシーズンの中でもっとも肌が整う1色にしておき、推し色は背景と手に持つグッズに任せます。服まで推し色にすると、写真で顔の輪郭が取れなくなります。

Q6. 夏フェスや屋外イベントで汗をかくときはどうする?
汗をかくとメイクが薄くなり、服の反射色がそのまま肌に乗りやすくなります。そういうときは、首にタオル代わりになる自分色のストールを掛けておき、その上から推し色のタオルを結ぶと、汗をふきつつ色もキープできます。

用語辞典(推し色と自分色の話でよく出る言い回し)

自分色(マイシーズン色):パーソナルカラー診断で出た、自分の肌・目・髪に一番なじむ色のグループ。顔の近くはここで固定すると、どんな推し色を足しても崩れにくい。

推し色の翻訳:公式カラーそのものではなく、明度・彩度・トーンを一段ずらして自分のシーズンに寄せた色にすること。ペール・スモーキー・くすみ・少し白を混ぜる・透明素材でまとう、などが含まれる。

面積コントロール:似合わない色ほど面積を小さくして使う技法。バッグ・靴・アクセ・グッズ・ネイルなど、点や細い線で見せるときに使う。

距離をとる:顔から数センチ〜数十センチ離れた場所に推し色を置くことで、肌への映り込みを防ぐこと。耳より下・胸より下・腰より下が基本で、特に耳より上には置かないほうが安全。

クッションカラー:どのシーズンでも受け止められる、白・黒・グレー・エクリュ・ベージュなどの中立色。強い推し色と肌のあいだに一枚はさむことで、色のギャップをやわらげる。

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