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パーソナルカラー別×受付・秘書の上品見えメイク|清潔感・信頼感・画面映えを同時に叶える色設計

受付・秘書は、会社や医院、サロンの第一印象を一手に引き受けるポジションです。来客がドアを開けて最初に見るのは、制服やデスクまわりよりも、その場にいる人の肌の明るさと口元の血色、そして目元の清潔さです。

ここで「今日は顔色がいつもより暗い」「マスクを外したら口紅がほとんどない」「夕方で目元がにじんでいる」といった細部の乱れがあると、それだけで会社全体のコンディションまで弱く見えてしまいます。

同じベージュリップでも日によってぼやけたり、同じアイラインでも強く見えすぎる日は、照明の色・距離・カメラの有無・制服や背景とのコントラストが毎日微妙に変わるからです。結論はとてもシンプルで、①ベースで肌の明度を固定し、②眉とまつげで影を一定にし、③頬と唇をパーソナルカラーに合わせて小さな面積で足す、この三段階を守れば、どの時間帯でも「感じが良い・清潔・信頼できる」を再現できます。

さらに、パーソナルカラー別に明るさ・黄み/青み・質感を1〜2段階だけ動かせるようにしておけば、制服がネイビーでもベージュでも、背景が白壁でも木目でも、受け手に伝わる品の良さを崩さずに済みます。

この記事では、まず受付で崩れやすい理由という“原理”から入り、そこに4タイプ別の色と質感ルール→パーツ別の塗り方→時間帯・場面別の微調整→よくあるトラブルQ&A→用語辞典という順で重ねていきます。読み終えるころには「今日は来客の多い午前だからこれ」「写真が回覧に載るからこう」と、その日の条件で自分で決められるようになっているはずです。


目次

上品見えの原理|照明・距離・カメラに負けない三層設計

受付カウンターの環境は、自宅の洗面所やプライベートのメイクとまったく違います。光源が複数あったり、光が上からだけだったり、後ろが窓で逆光になっていたり、内線や防犯カメラで真上から撮られていたりと、“どこから見られてもきれい”にしておきたいのに、実際は“いちばん映りにくい”場所です。

だからこそ、最初に「なぜここでは色が沈むのか」「なぜ口紅が消えたように見えるのか」を理解しておくと、あとが一気に楽になります。

照明×距離×時間帯の理解が仕上がりを決める

多くの受付では昼:外光+白色LED/夕方〜夜:電球色寄りという二段階で光が変わります。白色LEDは肌の凹凸をはっきりさせるので、毛穴や粉っぽさが目立ちやすい一方で、色はやや白飛びします。逆に夕方の電球色は柔らかいものの、青みの色を一気にくすませ、黄ぐすみを強く見せる性質があります。

さらに来客との距離は1.5〜3m、場合によってはデスク越しに4mほど離れることもあり、この距離ではチークやリップは30〜40%ほど色が薄く見えると考えておくと安全です。つまり受付では、家で鏡を見たときよりも1段明るく・1段はっきり塗るのが適量になります。

清潔ベース→影の整理→血色の三段階を崩さない

最初にやるのは**“色をのせる”ことではなく“汚れや影を取る”ことです。具体的には、①赤み・くすみ・色むらをコントロールカラーでならす**(黄色みにはラベンダー、青クマにはピーチやコーラル)、②眉とまつげの根元を細く描いて顔の中にある“線”を固定、③頬と唇にパーソナルカラーに沿った血色を小さく置く、という順で整えます。

これを逆にして、最初にリップやチークを塗ってからベースを考えると、夕方に部分だけが目立ち、上品というより“足した感”が出てしまいます。受付・秘書のメイクは、自分がきれいに見えるより先に、場がきれいに見えることを優先するので、この順番がとても重要です。

「盛らずに映る」三原則の詳しい中身

三原則は微ツヤ(点)・輪郭補正(線)・色の面積(面)ですが、もう少し踏み込みます。ツヤは額中央・目頭横・頬骨の一番高いところの3点だけ。ここからはみ出すと、カメラにはテカりに映ります。輪郭補正は眉尻とまつげのキワ、必要なら小鼻の横をほんの少し。

線を入れすぎるときつく、入れなさすぎるとぼやけるので、一本一本を細く描いて合計量を増やすイメージです。色の面積は、頬は黒目の外側〜小鼻横の間に楕円形で、小さく。唇は上下とも口角をあげて見せるラインだけしっかり、中央は透けさせます。これで近距離では整って見え、2〜3m離れても顔が読めるようになります。

表:受付カウンターでの見え方と対策(拡張)

条件起きやすい見え方最優先の対策追加でできること
昼の白色LED+窓光肌が平板・唇が薄い・目元が白飛びハイライト極薄+リップを一段明るく下まぶたの影にベージュを足す
夕方の電球色くすみ・ほうれい線が強調・血色が沈む青み/明るさを足すベース+高めチーク鼻下に明るめコンシーラーで影を切る
1.5〜3mの距離目が小さく、眉が短く見えるまつげの根元を埋める・眉尻を既定位置に下まつげはマスカラなしで影を作らない
カメラ・内線・防犯Tゾーンだけギラつく・白飛び皮脂抑え・鼻筋ツヤは控えめパウダーは色なし透明を選ぶ
制服が紺・黒顔が沈む・色が吸われる頬と口の面積を小さくでも濃度は一段上イヤーカフや小粒ピアスで光を一点

イエベ春(スプリング)|明るさとやわらかさで親しみと清潔感を同時に立てる

イエベ春は、受付・秘書の職種ととても相性が良いタイプです。もともと明るくあたたかい色がよく似合い、薄い色でも顔が沈みにくいので、来客が多い朝の時間帯や、保険・住宅・サロンなど“話しかけやすさ”が求められる職場では特に強みが出ます。

ただし、職場の制服がネイビーやチャコールである場合、黄みのある顔色が少し暗く見えやすいので、ベースの明るさを最初に固定しておくことが大切です。

ベースと質感の設計をさらに細かく

ベースは薄膜のセミマット+ピーチ〜コーラルのコントロールカラーを目の下とほうれい線に点で仕込むのが基本です。額と鼻筋だけは明るめを使いすぎないようにし、頬骨の高い位置と目頭横にだけ、指先でトントンとのせます。

粉をはたきすぎると春らしい透明感が消えてしまうので、パウダーはTゾーンとアゴ先のみ。午後に皮脂が気になる人は、同じパウダーをブラシで薄く重ねるだけにして、スポンジでこすらないようにすると、夕方でも質感が崩れません。

目元・頬・唇の色を使い分ける

アイシャドウはコーラルベージュ・アプリコット・明るいキャメルなど、黄みを含む柔らかい色を選び、まぶた全体には薄く一色、目の際にだけほんの少し濃い色を重ねて目幅を出します。

ラインはミディアムブラウンで、目尻は3mm以内・跳ね上げなし。チークは黒目の下から小鼻の外側にかけて楕円形に入れ、頬の下には広げません。

リップはコーラルピンク・サーモンピンク・明るいアプリコットで、中央だけ二度塗り→輪郭は指でなじませると、近くでも遠くでも品よく見えます。受付が木目・ベージュ系の内装ならこのままでOK、白・グレー中心の内装なら、リップだけ一段青みに寄せてもきれいです。

眉・髪・ネイルまでそろえる

眉は黄みブラウン〜ライトブラウンで、太さは中細〜やや細め。眉山を上げすぎると元気すぎる印象になるので、山は黒目の外側あたりでごくなだらかに

髪色が明るい場合は眉マスカラで一段だけ明るくしておくと、眉だけが浮きません。ネイルはベージュピンク・コーラルベージュの半透明が最も無難で、来客の多い受付・医療・教育系でも受け入れられやすいです。

表:イエベ春の推奨色と避け色(拡張)

パーツ推奨色・質感避けたい傾向理由
ベースセミマット、ピーチ系補正強マット・白浮き動きの多い職場で粉が割れて老けて見える
目元コーラル/アプリコット+ブラウンライングレー・紫みの強い色黄み肌とぶつかって不健康に見える
頬・唇コーラルピンク・サーモン・アプリコット薄ツヤ青みピンク一色元気の良さが消え、夕方に顔色がにごる

ブルベ夏(サマー)|柔らかさと清潔感で「聞きやすさ」を底上げする

ブルベ夏は、柔らかくて上品・清潔・話しかけやすいという受付に理想的な印象を持っていますが、赤みを帯びやすい・夕方にくすみやすい・黄みの強い制服で顔が沈む、という三つの課題があります。ここをメイクで補うと、一日中「変わらない人」「安定している人」として見てもらえます。

ベースと質感の設計をさらに細かく

基本はふわセミマット+ラベンダー〜ブルーの下地を米粒量。頬の中心・小鼻の脇・口角の横にラベンダーを点で置き、スポンジで丸く広げます。これでくすみの黄みが抜け、上品な透明感が出ます。パウダーは色のつかない透明タイプを薄く。

おでこと鼻の付け根、アゴだけ押さえます。ここでパールや強いツヤを広く入れると、LEDの下でテカりに見え、遠目でも「あ、テカってる」と分かってしまうので、ツヤは点で・マットは面でを徹底します。

目元・頬・唇の色の組み合わせ

アイシャドウはローズトープ・ラベンダーベージュ・青みベージュのような、赤みと青みがほどよく混ざった淡い色が最適です。ラインはグレー〜ネイビーで、下まぶたには引かず、上だけに入れて目元をきれいにします。チークはローズ・青みピンク横長に、とても薄く

遠くから見たときに「頬が赤い」ではなく「血色がいい」にしたいので、濃くせず広くが基本です。リップはローズ・ベリー・スモーキーピンクを中心に、ツヤは控えめにし、中央にだけ重ね塗り。これで「やわらかくて清潔」が一日中続きます。

眉・髪・ネイルの連携

眉はグレーブラウン・ソフトブラウンで直線を強めすぎないよう注意します。あまり丸くすると子どもっぽくなり、あまり直線にすると秘書らしいやわらかさが消えるので、緩やかなアーチ+眉尻はきっちり位置に置くが最適。ネイルはモーブベージュ・スモーキーピンク・グレージュなどのくすみ系にしておくと、白い受付カウンターでも浮きません。

表:ブルベ夏の推奨色と避け色(拡張)

パーツ推奨色・質感避けたい傾向理由
ベースふわセミマット、ラベンダー補正強ツヤ・パール大粒カメラでテカりに映る・毛穴が強調
目元ローズトープ+グレー/ネイビーライン黄みブラウン・強オレンジ黄ぐすみして疲れた印象になる
頬・唇ローズ/ベリーの薄膜黄みピーチ一色色がぼやけ、制服の紺に負ける

イエベ秋(オータム)|深みと落ち着きで「会社の格」を感じさせる

イエベ秋は、肌や瞳に深みがあり、落ち着いた色を乗せても負けにくいタイプです。役員フロアの受付や、高級感を重視するサロン、来客の年齢層が高い医療機関などで特に力を発揮します。

一方で、色をいつもの感覚でそのまま塗ると、面が大きく、重く、年齢が上に見えやすいのもこのタイプの特徴です。そこで「色は深く・面は小さく・質感はマット寄りにやさしく」という三点でまとめます。

ベースと質感の設計をさらに細かく

ベースは薄マットで毛穴と影をふんわり隠すのが鍵です。ファンデーションを厚くのせるよりも、毛穴用の部分下地→リキッドを薄く→フェイスパウダーで表面をなでる方が、夕方の崩れ方が上品になります。

コントゥアは必須ではありませんが、耳前〜頬外側に極少量入れておくと顔が立体的になり、撮影にも強くなります。ハイライトはマット寄りのものをCゾーンにだけ。ここをツヤで光らせると、落ち着きよりも“きらびやか”が前に出てしまいます。

目元・頬・唇の色の使い分け

アイシャドウはウォームトープ・カーキベージュ・ミルクティーブラウンを薄く。目のキワだけ一段濃くして、あとはグラデーションを最小限にします。ラインはダークブラウンを細く入れ、目頭からは太くしないこと。チークはアプリコットベージュ・テラコッタ・コッパー寄りのオレンジを小さく丸で。

リップはカラメルベージュ・テラコッタ・サーモンブラウンなど、深みがあるけれど血色もある色を、グロス控えめでのせます。受付で話す時間が長い人は、内側をティントにして外側だけ同系色でなじませると、色が取れにくく安心です。

眉・髪・ネイルの連携

眉はダークブラウン・オリーブブラウンで、角は立てずになだらかに。眉尻は細く描きすぎず、やや太めで終えると、年上のお客様から見ても頼れる印象になります。髪はつやを出しすぎず、面を整える程度に。ネイルはキャメル・シナモン・テラコッタベージュが制服とも馴染み、書類やお茶出しのときにもきちんと見えます。

表:イエベ秋の推奨色と避け色

パーツ推奨色・質感避けたい傾向理由
ベース薄マット、毛穴ぼかし強パール・光沢多め重さが増し、上品より派手に寄る
目元ウォームトープ・カーキ+ダークブラウンライン青みローズ・アイシーカラー肌の黄みに乗らず、くすみだけが残る
頬・唇テラコッタ/キャメル/コッパー青みピンク・青紫場と自分の色の温度差が出る

ブルベ冬(ウィンター)|清潔なコントラストを“細部で”出す

ブルベ冬は、コントラストが高く、はっきりした色がよく似合うタイプです。制服がネイビーや黒でも顔が埋もれにくく、写真にも強いのが長所。ただし受付・秘書の場面でそのまま“冬っぽさ”を全開にすると、きれいだけど少し近寄りにくい・お客様と年齢差があると緊張感が高すぎるという見え方になることがあります。そこで、コントラストは目元と唇だけ、面積は小さく、ベースはセミマットでやわらげる、という調整をします。

ベースと質感の設計をさらに細かく

ベースはセミマットで色むらを均一に。フェイスラインの赤みや夕方の黄ぐすみが出やすいなら、中央だけにごく薄いブルーの下地を仕込み、外側は肌色でなじませます。

ハイライトは頬骨の上に微量、鼻筋にはのせすぎないこと。カメラで一番白飛びするのが鼻筋なので、ここはパウダーで押さえておき、夕方だけ軽くオイルインミストで戻すときれいです。

目元・頬・唇の色の使い分け

アイシャドウはグレージュ・プラムグレー・スチールグレーを一色薄く。多色グラデーションよりも、一色をきれいにぼかしたほうが上品に見えます。ラインはチャコール・ネイビーでキワだけ、目尻は長くしすぎない。

チークは青みローズを点で、黒目の下よりやや外側に小さくのせます。リップはラズベリー・ローズレッド・クランベリーなどの透け感のある色を、中央にだけツヤを置きます。これで強さは残しつつ、受付らしいやわらかさも保てます。

眉・髪・ネイルの連携

眉はアッシュグレー・ダークグレーで、太さは中くらい。細くしすぎると顔がきつく見え、太くしすぎるとモードに寄りすぎるので、やや細め〜中太が安全。髪はつやを重視し、まとめ髪にした日は耳の周りに産毛を残しすぎないようにします。ネイルはクリアローズ・ピンクベージュ・透明なら、どの年齢層の来客にも好印象です。

表:ブルベ冬の推奨色と避け色(拡張)

パーツ推奨色・質感避けたい傾向理由
ベースセミマット、ブルー補正少量黄み強ベージュ・ツヤ多め一気にくすみ、夕方に疲れて見える
目元グレージュ+チャコール/ネイビーライン黄みブラウン制服の紺とぶつかり、目元だけ重くなる
頬・唇青みローズ/ラズベリー透け感オレンジ・黄みピンク肌の青さと喧嘩する

Q&A(よくある疑問にまとめて回答)

Q1. マスクをつけたり外したりする日、どこを一番死守すればいい?
目と眉です。目のキワを細く埋め、まつげは根元だけ上げる。眉は左右をそろえて長さを一定に。チークはいつもより上の位置に小さめ、リップは色残りするタイプを中央だけに置き、外側はぼかします。

Q2. 夕方にくすんで、口紅も落ちています。全部直すのは無理です。
全部は直さなくて大丈夫です。ベースは小鼻の横とほうれい線だけ明るめのコンシーラーで切り、頬にうすくチークを重ね、リップを一段だけ明るく。これで「夕方でもまだ仕事モード」を保てます。

Q3. 会社の制服がネイビーで、ブルベ夏以外は顔が暗く見えます。どうすれば?
制服よりも一段明るい色を顔の中心に寄せます。イエベ春はコーラル、イエベ秋はテラコッタ寄りベージュ、ブルベ冬は青みローズを小さく置けば、制服の青に負けません。

Q4. メイクはきれいでも、写真で見るとテカって見えます。
鼻筋・額中央・アゴ先にパウダーをもう一度。ハイライトは目頭と頬骨上の点だけにとどめます。撮影がある日はクリームチークではなくパウダーチークにしておくと、反射を抑えられます。

Q5. どのタイプでも共通する“変えない方がいい”ところは?
眉尻の位置・チークの面積・リップの輪郭の三つです。ここを日によって変えると、来客から「今日は印象が違う」と思われやすく、会社としての一貫性が弱くなります。

Q6. 男性受付・男性秘書の場合はどう寄せる?
ベースはテカり防止を最優先にし、目の下のクマだけコンシーラーで整えます。眉は太さを変えずに長さだけ整え、唇は色が出ない保湿リップに。パーソナルカラーとの整合は、ネクタイ・スカーフ・名札まわりの色でとると自然です。


用語辞典(やさしい言い換え)

セミマット:完全に粉っぽくならず、近づくとほんのり光が見える質感。受付の強い照明でも清潔に見えやすい。
コントロールカラー:くすみ・赤み・黄みを少しだけ打ち消す下地。量は米粒〜パール粒大で十分。
キワ埋め:まつげの生えぎわを細く黒または茶で埋めること。離れても“目がある”と分かるようにするための線。
Cゾーン:目尻の外側から頬骨の上にかけて半円を描くエリア。ここにだけ光を置くと、顔がつややかに見える。
面積管理:チークやリップを塗る範囲を小さくとどめ、その代わりに色を一段はっきりさせる考え方。上品に見える基本。
黄ぐすみ:夕方や電球色の下で肌が黄色くくすんで見えること。ラベンダーや青みの下地で補正する。
薄膜仕上げ:ファンデーションを厚く重ねず、顔の中心だけに必要量をおいて外側を薄くすること。崩れにくく近くでも自然に見える。

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