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パーソナルカラー別×バレンタインの甘辛配色ギフト連動ガイド|自分も相手も映える色の選び方・撮られ方・渡し方まで完全版

バレンタインの日は、服・メイク・ギフト・ラッピング・一緒に写る写真、そして渡す相手の服の色までがひとつの物語としてつながります。

ところが現実には「かわいいチョコを買ったのに、自分の顔が黄ぐすみした」「ブラウンのワンピと赤リップで頑張ったら、写真で思ったより重く写った」「彼のネイビーコートと自分のボルドーがぶつかって、顔が影っぽくなった」など、せっかくイベントに寄せたのに画面上ではなぜかくすんでしまう現象がよく起きます。

これは、バレンタイン特有のチョコレートブラウン・ボルドー・ワイン・ピンクレッド・ゴールドといった“イベント色”が、必ずしも自分のパーソナルカラーと一致していないにもかかわらず、気分で一気に顔のそばまで持ってきてしまうからです。

さらに、ギフトやラッピングの色が先に決まると「せっかくだから服も同じ赤で」「チョコがブラウンだからトップスもブラウンで」と同系色を積み重ねてしまい、顔の明るさや透明感よりも“イベントらしさ”が優先され、もともとの黄み/青みやコントラストが失われるのです。

ここでの結論はとてもシンプルで、バレンタイン配色の基本は次の三段階です。①自分のパーソナルカラーで顔を守る層を必ずつくる。これはトップス・ストール・イヤリング・リップ・チークなど、顔の周りを囲む要素を自分のシーズンの得意色にしておくことです。②ギフトやラッピング、持つ小物など“渡すもの”にイベントらしい甘さ・赤み・チョコ感を集中させる。これなら手元だけが濃色でも顔は沈みません。③相手の雰囲気や当日の服に寄せる場合は、自分色→中間色→相手色の順で橋渡しする

この3ステップを守るだけで、赤・ピンク・ブラウン・ボルドーといったバレンタインらしい色を十分取り入れながら、顔が重くならず、写真でも“自分が主役”に見える状態をつくれます。

このガイドでは、まずバレンタインに多用される色の構造を分解し、次に4シーズン別の甘辛バレンタイン配色を「服・メイク・ラッピング・渡し方」の4方向から整理します。

そのうえで、平日渡し・休日カフェ・夜デート・オンライン・職場バレンタイン・家族や子どもに渡すケースまで広げ、「その場で写真を撮られても色が破綻しない」実践型の手順にしてあります。最後に、実際によく出るQ&Aと、配色説明で出てくる用語の辞典も載せています。読んだらすぐ、その日の服とギフトの色を決められる分量で仕上げています。

目次

バレンタイン配色の基本構造を理解する

バレンタインまわりでよく使われる色は、①チョコ系(ダークブラウン〜ミルクブラウン〜キャラメル)、②赤〜ベリーレッド〜ワイン、③いちごミルクのようなやさしいピンク、④ゴールド・シャンパンベージュ・赤茶金具といったきらめき色、の4グループです。

どれも**「温かい」「甘い」「深さがある」「血色を感じる」という特徴をもっているため、黄みが得意な人(イエベ春・イエベ秋)はだいたいそのまま顔まわりに持ってきてもかわいくおさまりやすいのに対し、青みが得意な人(ブルベ夏・ブルベ冬)は、同じ色を同じ位置に持ってくると黄ぐすみ・土っぽさ・のっぺり感・くまの強調**が出やすくなります。この差を解消する一番の近道が、イベント色は“持つもの・渡すもの”に寄せる、顔は自分色で守るという上下分離の考え方です。

たとえば、ラッピングや紙袋・メッセージカード・チョコレートの箱は、いかにもバレンタインなブラウンや赤にしておき、トップス・顔まわり・メイクはあくまで自分のシーズン色に寄せておきます。すると、写真で手前にあるギフトだけがイベント色で華やかに、奥にある顔はいつもの美人配色のままに見えます。

さらに、相手がネイビーやグレー、カーキなど、あなたと温度の違う色を着ている場合は、自分の首元に生成り・白・グレージュ・ラベンダー・コーラルベージュなどの“中間の色橋”を一枚挟むと、ふたり並んでも色がぶつかりません。ここをさぼると「私だけ浮いた」あるいは「ふたりとも暗い」写真になるので、中間色を1点はさむ癖をつけておきましょう。

甘さと辛さの置き場所を決める

甘い色(ピンク・コーラル・赤みベージュ・アイボリー)は顔まわり・インナー・リップに置くと可愛く見え、辛い色(黒・ダークブラウン・ワイン・ボルドー・ネイビー・カーキ)はアウター・ボトム・シューズ・バッグに回すと落ち着きが出ます。

甘辛を同じ面にべたっと載せると忙しくなるので、上半身は甘・下半身は辛、あるいは服は甘・小物は辛のどちらかに寄せると配色がすっきり見えます。甘さをのせる場所を「顔から30cm以内」と決めると、写真での若見え・血色感が安定します。

表:甘辛配色の置き場早見表

置き場甘くするなら辛くするなら顔色への影響
顔まわり(トップス・ストール)ピンク・コーラル・白・生成りダークブラウン・ボルドーは控えめにここを甘くすると若見え・透明感が加速する
ボトム・アウターベージュ・キャメル・明るめブラウン黒・ネイビー・濃チョコ下半身に辛さを置くと顔が軽く見える
バッグ・ギフト・ラッピングバレンタインレッド・ショコラ色黒×金具少なめ顔とかぶらないのでイベント色を集中できる
メイクコーラル・ローズ・サーモン・青みピンクブラウンライン・ボルドーリップメイクを甘にするとイベントでも沈まない
アクセパール・ローズゴールドアンティークゴールド・黒パールを顔の近くに置くとどの色も柔らかくなる

パーソナルカラー別:4シーズンの甘辛バレンタイン配色とギフト連動

イエベ春:明るい甘さ×ミルクショコラで軽くまとめる

イエベ春は、黄みを含んだ明るい色・つやのある発色・白を少し混ぜた“ミルク感のある色”が得意です。バレンタインでは、濃いチョコ色をそのまま顔に近づけると少し重さが出るので、ミルクティー・キャメル・ハニー・サーモンピンク・コーラルベージュ・ペールコーラルなど、春らしい空気を含んだ色をトップスに使い、ギフトやラッピングにだけ本命のブラウン・赤・ピンクレッドを使います。

たとえば、コーラルのニット+アイボリーのスカート+キャメルトレンチに、ガナッシュ色の箱と赤いリボンを持つ、といった組み合わせです。メイクは頬にサーモンピンク、唇にコーラルレッドやアプリコットをのせれば、ギフトの赤と写真でつながりつつ、顔は甘く軽く見えます。甘さをさらに高めたい日は、イヤリングをパールにして、指先のネイルをミルクティー系にすると、手元に持つチョコと自然になじみます。

ギフト連動では、箱や袋をダークブラウンにしても、メッセージカードをサーモン〜コーラル寄りにすれば、自分の顔色とつながります。もし彼がネイビーのコートなら、あなた側はコーラル×キャメルにしておくと、ふたりで写ったときに色の温度差が自然になります。逆に、彼がベージュ〜キャメルを着ている場合は、あなたは白〜アイボリーの分量を増やして少しだけ赤い小物を足すと、2人とも温かい世界観でまとまります。

ブルベ夏:くすみピンク×モーブ×ベリーで大人の甘さに寄せる

ブルベ夏は、ローズ・ラベンダー・青みピンク・くすみパステルなど、柔らかくて少し青みを含んだ色が得意です。バレンタインでも、チョコ色をそのまま頬のそばに置かず、スモーキーピンク・グレージュ・モーブ・ローズベージュ・ライラックグレーをメインに使ってください。

ブラウンを使いたい場合は、ミルクチョコではなくモカに少しグレーを混ぜた薄いブラウンにすると、顔の青みとけんかしません。トップスをローズベージュ、スカートをグレージュ、そこにボルドーリボンのついたチョコを持てば、イベントらしさを保ちながらも自分の透明感を落とさずに済みます。さらに、指先に青みピンクを塗っておくと、チョコ箱の濃色と指先の色が画面上で結ばれ、きれいな写真になります。

メイクは青みピンク〜ローズで血色を戻し、目元はグレージュやモーブで影を足すと、ラッピングの濃い赤に負けません。ギフトのカードに使う色も、真っ赤ではなくローズレッド・ラズベリー・くすみラベンダーを選ぶと、写した写真で顔とつながります。彼が黒やネイビーで来た場合でも、あなたがラベンダー〜グレージュで淡くまとめていれば、濃いギフトを手に持っても全体がやさしく仕上がります。

イエベ秋:チョコ・キャラメル・テラコッタで“甘辛主役”を受け持つ

イエベ秋は、バレンタインの世界観と最も親和性の高いタイプです。チョコレートブラウン・キャメル・テラコッタ・煮詰めたようなローズブラウン・ゴールド金具などがすべてよく似合います。ここではあえて、服のほうを少し辛め(チョコ・キャメル・カーキ・オリーブ)にして、ギフトやラッピングを明るめのピーチ・サンドベージュ・金箔入りのブラウン・赤茶にゴールドリボンに寄せると、上品で高見えします。

たとえば、チョコブラウンのニットワンピにキャメルのコート、メイクはテラコッタとオレンジブラウンで深みを出し、ラッピングだけピーチ×ブラウンやゴールドリボンにする。こうすると「大人っぽいけどイベント感がある」バレンタインがつくれます。ゴールドのイヤリングやブレスレットを足すと、手元に持つチョコの色とつながるので、写真にも耐えます。

彼側がネイビーや黒のスーツでも、あなたがキャメル〜テラコッタで行けば色が自然につながります。写真で沈みやすいときだけ、イヤリングやスカーフにオフ白・エクリュを足して光を入れてください。家族や子どもと写る場合は、自分だけ色を濃くしすぎると重く見えるので、子どもにはミルクチョコ系・あなたはビターチョコ系にして「同じお菓子だけど濃淡が違う」イメージでそろえるとかわいく見えます。

ブルベ冬:チェリーレッド×ブラック×ホワイトでドラマティックに

ブルベ冬は、鮮やかなチェリーレッド・ワイン・マゼンタ・ブラック・ホワイト・シルバーなど、高コントラストな色が得意です。バレンタインでは、黒ニット+白ボトム+チェリーレッドのリップとラッピングというように、三色をはっきり分けると一番洗練されます。チョコレートブラウンは黄みが強いとくすむので、ダークチョコなら黒寄りに、ミルクチョコならピンクを絡めた包装にするなど、青み側に倒してください。

ギフトの箱をブラックにして、赤いリボンと白いカードをつけると、それだけでブルベ冬の配色になります。ここでポイントになるのが「金具は少量・シルバーならやや多め」です。黒+赤+白に黄色味の強い金を多くのせると一気にイエベ側に寄ってしまうので、金を使うならリボンの端だけ、あるいは小さめのチャームだけにしておきましょう。

メイクは、顔を明るくする下地→マットに整えるファンデ→青みレッドやラズベリーで口元を主役に、という順番が崩れなければOKです。彼がベージュやカーキを着ていても、自分が黒・白・赤の三色で立っていれば、写真ではあなたが引き締め役になれます。もし親子写真で子どもがパステルピンクのワンピースを着ている場合は、あなたが黒・白・赤のバレンタインを守りつつ、子どもが持つギフトだけあなたの赤に寄せると、家族写真としても統一されます。

表:4シーズン別バレンタイン配色とギフト色の相性

シーズン服のおすすめ色ギフト・ラッピングに集める色顔まわりで守る色一言アドバイス
イエベ春コーラル・アイボリー・ミルクティー・ペールオレンジダークブラウン・バレンタインレッド・ピンクリボンサーモン・ピーチ・白手にだけイベント色を集中させて軽さを保つ
ブルベ夏ローズベージュ・ラベンダー・グレージュ・モーブワイン・ボルドー・くすみピンク・ガーネット青みピンク・ローズ・白箱を濃くするならトップスは淡く、を徹底
イエベ秋キャメル・テラコッタ・チョコ・カーキ・オリーブブラウン×ゴールド・ピーチベージュ・赤茶オフ白・ベージュブラウン・コニャック服で辛さを出し、ギフトで甘さを足す。大人っぽく仕上がる
ブルベ冬黒・白・チェリーレッド・濃ベリー・アイシーライラックブラック×赤リボン・白カード・シルバー青みレッド・ベリー・白コントラストを崩さないと高見えする。金は少量に

シーン別(平日・休日・夜デート・オンライン・職場・家族)での見せ方とギフトの連動

平日の仕事帰りに渡すとき

オフィス服の上からでもバレンタイン感を出すなら、トップスやジャケットは職場対応のまま、メイクと小さなハンカチ・ギフトで色を足すのが一番安全です。たとえばブルベ夏なら、グレージュのニットにラベンダーのリップとローズのチークを足し、渡すチョコはボルドーリボンにする。

イエベ春なら、白ブラウス+ベージュスカートにコーラルのリップ、チョコは赤のラッピング。服を変えていなくても、写真に写る手元と口元だけでバレンタインを表現できます。社内で手渡す場合は、ラッピングを自分色に寄せすぎると「自分の色を推している」ように見えることがあるので、社内では共通しやすいブラウン・ボルドー・ネイビーの3択にしておき、プライベートで会う本命用だけ自分のシーズン色に寄せると使い分けがしやすいです。

休日のカフェデートで渡すとき

昼の自然光が入るカフェでは、淡い色もきれいに写るので、自分のシーズンの“甘さ寄せ”を最大限楽しんでOKです。イエベ春はコーラルニット+アイボリーコート、ブルベ夏はローズブラウス+グレージュコート、イエベ秋はキャメルワンピ+チョコバッグ、ブルベ冬は白ニット+黒パンツ+赤リップ。ギフトはそれぞれの“甘”に寄せすぎず、共通して映えるブラウンやボルドーにしておくと、どの席で撮っても写真がきれいです。テーブルクロスが濃い色の場合は、ギフトを明るめにしておくと沈みません。

夜のレストラン・バーで渡すとき

夜は照明がオレンジがかるので、イエベはそのまま温かいトーンで問題ありませんが、ブルベは顔の中心に少しだけ光と青みを戻すことを忘れずに。青みピンクのリップ・ローズのチーク・白っぽいパールのイヤリングを足すと、ギフトのボルドーやブラウンに負けません。

ラッピングは、暗い店内なら思い切って赤やベリーを選んでおくと、テーブルに置いた一瞬でもイベント感が伝わります。写真を撮るときは、ギフトを顔から15cmほど下げて持つと、暗いリボン色が顔に反射せず、美人配色のまま写ります。

オンライン・郵送で渡すとき

在宅でオンラインバレンタインをするなら、カメラに映る胸上〜顔にだけ自分のシーズン色をはっきり置くのがポイントです。イエベ春なら明るいコーラル、ブルベ夏ならラベンダー、イエベ秋ならキャメルやテラコッタをトップスに、ブルベ冬なら黒×白の配色をはっきり見せます。

相手に郵送するギフトは、カメラに映したときに色が飛ばないよう、濃いブラウン・赤・ベリー・ゴールドを選ぶと、画面越しでも華やかです。オンライン越しに見せるラッピングの場合は、細かい柄より面の大きい単色ラッピング+コントラストの高いリボンのほうが色がきれいに伝わります。

職場・ママ友・家族に配るとき

職場やママ友に複数渡す場合は、全員の顔色に似合わせるのは不可能なので、配るチョコは誰にも似合う“ベーシックブラウン+ボルドーまたは金×白”にして、自分の服だけ自分のシーズンでまとめるのが現実的です。

あなたがイエベ春でも、黒やネイビーの人が多い職場なら、服はコーラル〜アイボリーで軽さを出し、配るチョコは深ブラウンにしておくと、「その人だけ浮いている」印象が和らぎます。家族に渡すときは、子どもやパートナーの服がカラフルになりがちなので、あなたは白・生成り・ベージュ・グレージュで“受け皿の色”をつくり、ギフトにだけイベント色を集中させると写真が整います。

表:シーン別ラッピング素材と色の選び方

シーンラッピング素材色の基本メモ
会社・学校ツヤ控えめ紙・無地ブラウン・ボルドー・ネイビー誰の顔色にも干渉しない色を優先
デートサテン・リボンあり彼の服に合う赤・ベリー・ピンク手に持ったときの写真映え重視
家族・子どもクラフト紙・赤/白紐チョコブラウン・赤子どものカラフル服とも喧嘩しない
郵送・オンラインつぶれにくい箱濃ブラウン・ベリー・赤×白カメラで色が飛ばない面の大きさが大事

Q&A(よくある疑問)

Q1. 自分はブルベ夏ですが、彼がチョコレート色とボルドーが好きで、その色でまとめたギフトを渡したいです。顔がくすまない方法はありますか。
A. ギフトは彼の好きな色でまとめてOKです。そのかわり、あなたの顔まわりをローズ・ラベンダー・白で固めておき、メイクもローズで血色を戻します。写真を撮るときだけ、ギフトを顔から少し離して持つと色かぶりしません。どうしても近くで持つなら、ラッピングに白いタグやカードを一枚足して、顔との間に明るい色をつくってください。

Q2. イエベ春で、どうしても濃いボルドーのワンピースを着たいときは。
A. 顔に近いところに白〜アイボリーのストールをはさみ、メイクはサーモン〜コーラルでいつもより明るめに。バッグやギフトでミルクチョコ色を足すと、全体が春寄りに戻ります。足元をベージュやキャメルにしておくと、ボルドーの重さが下に落ちすぎず、上品にまとまります。

Q3. 仕事着がネイビー・黒ばかりで甘さが出しにくいです。
A. メイクと首元だけ甘くします。ピンクベージュのリップ、ローズのチーク、コーラルのストールなど、顔まわりに自分のシーズン色を置けば十分バレンタインに見えます。ギフトで赤を効かせましょう。どうしても黒で行く日だけは、チョコをアイボリーや白いレース紙で包み、あなた側に明るさを足しておいてください。

Q4. 彼の服がいつもカーキ・ベージュで、私がブルベ冬だと並ぶときにくすみます。
A. あなた側を黒・白・ベリーでコントラストを高め、間に白の小物かシルバーを挟んでください。ギフトを赤×白の包装にすると、あなたの配色と自然につながります。どうしてもカーキに寄せるなら、黒×カーキではなく、黒×白×カーキの三色にして、白を一枚入れてください。

Q5. 親子で写真を撮る場合、子どものハート柄やビビッドピンクが強すぎるときは。
A. 大人だけ自分のシーズン色に寄せ、子どものビビッドはそのままにします。写真ではビビッドのほうが前に来るので、大人がさらに赤やピンクを増やすと全体が騒がしくなるからです。大人のほうに白・生成り・ベージュを足して、背景の役割をしてあげると、家族写真としてきれいにまとまります。

Q6. ギフトを市販の派手な袋でもらって、それをそのまま渡したいときはどうすればいいですか。
A. そのまま渡すときは、あなたの服かメイクのどこか1か所だけを袋の色に寄せます。袋がビビッドピンクなら、リップを少しだけ青みのあるピンクにする、袋がチョコブラウンなら、アイシャドウにブラウンを少し足す、といった程度でOKです。

Q7. 写真を撮るときに、一番顔が暗く見えないギフトの持ち方は?
A. 顔から10〜15cm離して、胸の前〜肩の下あたりで持つのが一番無難です。顔の真下で持つとラッピングの色がレフ板代わりにならず、色がそのまま顔に反射してしまいます。


用語辞典

甘辛配色:甘い色(ピンク・コーラル・白)と辛い色(黒・ブラウン・ボルドー・ネイビー)を1コーデの中でバランスよく混ぜること。甘すぎも辛すぎもしないので大人向きで、バレンタインのような行事にもなじむ。

ギフト連動:渡すもの(チョコ・スイーツ・小物・ラッピング)の色と、着る色・メイクの色をどこか1〜2色だけ合わせて、写真で統一感を出すこと。「箱のリボンとリップをそろえる」「タグの色とニットをそろえる」など小さな一致でOK。

中間色をはさむ:自分の色と相手の色、または自分の色とギフトの色の間に、白・生成り・グレージュ・エクリュのようななじみ色を一枚入れて色のぶつかりを防ぐこと。ふたり並ぶ写真で特に効果的。

シーズン血色:パーソナルカラー診断で「この色だと顔が一番元気に見える」とされた頬や唇の色。イベントでもここに一度戻すと失敗が減る。メイクで戻すのがいちばん簡単。

イベント色:行事が持っているイメージカラー。バレンタインなら赤・ピンク・ブラウン・ゴールド。イベント色を全部顔のそばに持ってくるのではなく、手元や小物に集めると大人っぽくなる。

色橋(いろばし):自分の色と相手の色の間におく中間色のこと。白・生成り・グレージュ・淡いラベンダー・コーラルベージュなど、どちら側にも寄れる色を指す。並び写真が多い人は必ず覚えておきたい考え方。

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