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デパコス新作|パーソナルカラー別「買うべき色」リスト

「デパコスの新色はどれも素敵。だけど結局どれを買えば失敗しない?」——この迷いの正体は、色相(色み)・明度(明るさ)・彩度(鮮やかさ)・質感(光り方)の4要素が、あなたのパーソナルカラー少しだけズレているから。

答えはシンプルです。春=明るさ、夏=透け、秋=深み、冬=コントラストという「季節の安全帯」を軸に、ベース→中間→締めの三段レイヤーと仕上げの一手(点の光/線の濃度/面の平らさ)をテンプレ化すれば、どの新作でも肌映え・小顔・清潔感が安定します。

本稿はタイプ別“まず買う3色”→パーツ別テンプレ→シーン別配色→失敗→成功の置き換え→買い方・試し方・手持ち連携→Q&Aと用語辞典まで、今日から即運用できる実務ガイドとして徹底解説します。


目次

1. タイプ別:今季“まず買う”基本の3色

1-1 イエベ春(スプリング)

明るさ>黄み>彩度
買うべき色シャンパンベージュ/ピーチコーラル/赤みブラウン薄
ねらい:目元は明るさで面を広げ、頬と口元は血色を一点追加。重い色は面積を細く扱い、抜けを確保。

表|スプリングの安全帯

部位ベース中間締め/口紅質感
シャンパンアプリコット赤みブラウン極細細かいつや
ミルキーアプリコットふんわり
ピーチピーチ+中心濃度薄い水つや

追い込みテク:ベースは黒目上一点置き→外へ薄く。中間は二重幅の内側に留め、締めは目尻3mmから短く。ラメは米粒1つ分のみ。

1-2 ブルベ夏(サマー)

透け>青み>明るさ
買うべき色ピンクベージュ/ローズ/モーヴグレー
ねらい薄膜で層を重ねる。締めはにごりの少ない影色で清潔に、ラメはで光を通す。

表|サマーの安全帯

部位ベース中間締め/口紅質感
ピンクベージュローズグレイッシュプラム水膜つや
ライトローズほのつや
ローズピンク中央のみ重ね薄膜

追い込みテク:中間色は横に広げず縦に薄層。下まぶたは黒目下1/2のみ。必要ならベースを半トーン明るく

1-3 イエベ秋(オータム)

深み>黄み>明度
買うべき色黄ベージュ/キャメル/オリーブまたはブリック
ねらい面を均一にしてから深みを点で足す。金色は粒小さめで品を保つ。

表|オータムの安全帯

部位ベース中間締め/口紅質感
クリームベージュキャメルオリーブ/ココアセミマット中心
アンバー/キャメル控えめつや
テラコッタ/ブリック口内側濃度クリーミー

追い込みテク:締めはくの字で外1/3に。広げすぎず、線を短く濃く。にごり日はベースにクリーム→薄粉を。

1-4 ブルベ冬(ウィンター)

青み>コントラスト>彩度
買うべき色透けホワイト/ラズベリー/ネイビーorボルドー
ねらい明暗の差で小顔。強色は外側を薄く、中心だけ濃くして面を整える。

表|ウィンターの安全帯

部位ベース中間締め/口紅質感
アイシーベージュラズベリー/トープネイビー/チャコールセミマット+点の光
ラズベリー薄透け
ベリー/プラム中央三段セミマット中心

追い込みテク輪郭は内側1mm、下は黒目外1/3のみ。中央に鏡面一点で“画面映え”が安定。


2. パーツ別:質感と置き方の“正解テンプレ”

2-1 アイシャドウ(ベース→中間→締めの三段)

基本手順:1)黒目上にベースを一点→2)中間を外へ薄く→3)締めは外1/3を細く

  • マット主体:面が整い大人の清潔感
  • 細パール一点:黒目上だけ、米粒1つ分
  • ラメは点:夜や写真日に中央または目尻へ。

ミス→修正の即答表

ミス即時修正次回の予防
腫れぼったいベースを半トーン黄みに/面積縮小中間を外1/3→縦に薄層
重く沈む締めを短線/明度+0.5ベース明るめ/金は粒小
のっぺり中央に細パール一点中間の濃淡差を0.5段つける

2-2 チーク(置く高さで小顔は決まる)

春/夏黒目外〜頬骨上横楕円
秋/冬頬骨のやや下細長く
濃くなったらベースの粉で上から薄く掃くと一気に馴染む。

表|顔型×チーク位置

顔型高さねらい
丸顔高め横楕円小余白を上へ
面長低め横長重心を下へ
逆三角中央しずく形角をやわらげる

2-3 リップ(中心二度塗りが最短)

春/夏薄膜→中心だけ重ねでにじむ血色。
秋/冬輪郭は内側1mm、中心だけ強く
持ちを伸ばす:薄く塗る→軽くオフ→中心重ねの二層

表|悩み別・リップ処方

悩み置き方補助
口だけ浮く外周を薄く/中心濃度+上唇の山に点の光
色が抜ける明度+0.5/彩度+0.5水膜を中央だけ
歯が黄ばむラベンダー寄りローズベージュは避ける

3. シーン別・季節別:即買い配色テンプレ

3-1 通勤/会議(信頼×清潔)

  • :明ベージュ→コーラル→赤茶細線/頬はミルキーアプリコット/口はピーチ薄。
  • :ピンクベージュ→ローズ→グレー細/頬はローズ薄/口はローズ一度。
  • :クリーム→キャメル→オリーブ短線/頬はアンバー/口はテラコッタ薄。
  • :アイシー→トープ→ネイビー短線/頬はラズベリー薄/口はベリー薄膜。

表|通勤セット早見

季節キーワード
明ベージュ+赤茶細線ミルキーピーチ軽さ
ベージュ+ローズローズ薄ローズ透け
クリーム+オリーブアンバーテラコッタ深み
アイシー+ネイビーラズベリー薄ベリーコントラスト

3-2 休日/デート(やわらか×血色)

  • :シャンパン→アプリコット→赤茶点/頬はピーチ/口はピーチ中心濃度。
  • :ピンクベージュ→ローズ→プラム薄/頬は横楕円ローズ/口はライラック寄り薄。
  • :黄ベージュ→テラコッタ→ココア/頬はキャメル/口はブリック。
  • :透け白→ラズベリー→チャコール短線/頬はラズベリー/口はプラム中心濃度。

表|デート日の“3点集中”

置き場所効果
黒目上パール米粒1うるみ増し
目尻外1/3線短く目幅を出す
血色唇中央二度塗り顔中心が明るい

3-3 写真日/式典(存在感×面の美しさ)

  • :明ベージュ→主役コーラル→くの字赤茶→黒目上だけ細パール
  • :透けベージュ→ローズ二層→プラム灰→涙袋は目頭〜黒目下1/2
  • :セミマット→キャメル→オリーブ→金の点光
  • :明ベース→ラズベリー→ネイビー短線→中央鏡面一点

表|光源別の最終調整

光源調整目的
蛍光灯中間−0.5/締め短く白飛び回避
電球色ベース+0.5/青みを足す黄ぐすみ回避
屋外直射ラメを一箇所に限定ギラつき回避

4. 失敗→成功の置き換え表(色・明度・彩度・質感)

4-1 色の置き換え(NG→OK)

  • ピンクが腫れぼったいベージュ混ピンクに置換。
  • ブラウンが重い赤み茶/ココアに変更。
  • カーキで黄ぐすみネイビー締めに切替。

表|NG→OK置き換え

悩みNGOK効果
腫れ青み強ピンク広範囲ベージュ混ピンク外1/3すっきり
重い黒茶を広く赤茶を細く抜け感
くすみ黄強コーラルサーモン点清潔

4-2 明度・彩度の微調整

  • 白浮き:中間の明度を半トーン下げる
  • のっぺり:締めの彩度を**+0.5**、線は短く濃く
  • 派手:中間の彩度を**−0.5**、面積を1/3に縮小
  • 瞳が弱い:締めをチャコール/ネイビーへ置換。

表|明度・彩度ダイヤル早見

症状明度彩度仕上がり
白飛び−0.50自然
影が濃い+0.5−0.5軽さ
のっぺり0+0.5立体

4-3 質感スイッチ(面の整え)

  • 毛穴が目立つマット→細パール一点へ。
  • 乾燥で粉っぽいクリーム下地→マット薄
  • テカり無色パウダーをキワに
  • 写真でにごる:ラメを一点集中、パールは細粒に変更

表|質感と悩みの対応

悩み選ぶ質感置く場所
毛穴細パール黒目上だけ
乾燥クリーム→薄粉まぶた中央避ける
テカり無色パウダーまつげの生え際

5. 買い方・試し方・残し方(店頭/オンライン/手持ち連携)

5-1 店頭30秒チェック

1)白紙の横で明度を見る。白が勝つなら半トーン下げる
2)手の甲で一往復して粉だまりが出ないか。
3)黒目上に点のせで光り方を確認。大粒は一点集中が正解。
4)屋外の自然光でも一度確認すると誤差が減る。

5-2 オンライン判断のコツ

  • 画像は明るさ違いを2枚以上見比べる。
  • 口コミは自分と近い肌色・季節タイプを優先。
  • 迷ったら**ニュートラル(グレージュ/トープ)**から。
  • 手持ちの似色と並べて、明度/彩度の差で役割が被らないかチェック。

5-3 手持ちと新作の合わせ方

  • 手持ちが黄寄り:新作は透けローズ/グレーで温度を下げる。
  • 手持ちが青寄り:新作はアプリコット/キャメルで温度を上げる。
  • 余った濃色ライン代用で使い切る。
  • チークが強い日は、目元の中間色を半段弱めてバランスを取る。

表|買い足しプラン(欠け色を埋める)

手持ちの偏り買い足す色目的置き場所
ベージュ多めローズ/モーヴ透明感中央細く
ピンク多めココア/トープ影づくり外1/3
ブラウン多めシャンパン/アイシー明るさ黒目上

保管と衛生のミニルール:蓋はすぐ閉める/チップは週1で洗う/粉飛びしたら綿棒で掃除。これだけで発色と肌荒れリスクが大きく変わります。


Q&A(よくある質問)

Q1. 自分の季節がわからない。
A. まずニュートラル(グレージュ/トープ)をベースに。頬と口で暖/寒どちらが元気に見えるかを比べ、勝った側に目元の中間色を寄せます。

Q2. ピンクが毎回腫れぼったい。
A. ベージュ混ピンクに変更し、面積を外1/3に。下まぶたには入れません。

Q3. 濃いブラウンが怖い。
A. 赤み茶線だけ。面で塗らず、目尻3mmから始めると馴染みます。

Q4. 夕方のにごりが気になる。
A. 無色パウダーをキワに薄くベースを点置き主役色を少量重ね。こすらず「置いて離す」。

Q5. ラメがにがて。
A. 米粒1つ分黒目上か目尻に“点”。横に広げないのが鉄則です。

Q6. 似合う赤が見つからない。
A. ローズ寄りの明るめベリー/ボルドー春/秋コーラル/ブリックが安全です。

Q7. マスクの日は?
A. 目元の締めを短く濃く、口は中心二度塗り→軽くオフ。チークは外側に細長く

Q8. 仕事後の予定で直す時間がない。
A. 朝のうちにベース明るめ→中間薄膜二層。夜はパールを黒目上に一点足せば完了。

Q9. 眼鏡/コンタクトで見え方が変わる。
A. 眼鏡は締めを短く濃くして輪郭を明確に。コンタクト日は中間を狭くして瞳の存在感を活かします。


用語辞典(やさしい言い換え)

  • 色相:色みの向き(黄・赤・青など)。
  • 明度:色の明るさ。上げると軽く、下げると引き締まる。
  • 彩度:色の強さ。上げると華やか、下げると落ち着く。
  • 質感:光り方。マット(光少)、つや(光あり)。
  • 薄膜:とても薄くのせること。重ねても厚く見えにくい。
  • くの字:目尻の上下を細く囲む入れ方。
  • 外1/3:目尻側の三分の一だけに色をのせること。
  • 半トーン:わずかな明るさの差。0.5段階の微調整。

まとめ:新作は「季節の安全帯×三段レイヤー×仕上げの一手」で迷わない
ブランド名ではなく色設計で選ぶ。春=明るさ、夏=透け、秋=深み、冬=コントラストを守り、ベース→中間→締めの順に面を整えるだけで、どの新作でも肌映え・小顔・清潔感は再現できます。

カウンターに向かう前に、ここで紹介した安全帯表と置き換え表を一瞥。今日の一色が、あなたの季節の顔を更新します。

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