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キャンメイク|パーソナルカラー別アイシャドウ全色レビュー 完全ガイド

「店頭で可愛いと思って買ったのに、家で塗るとくすむ」「ピンクをのせると腫れぼったい」「ブラウンが重い」——よくある失敗は、色相(色み)・明度(明るさ)・彩度(鮮やかさ)・質感(光り方)の四条件が肌と噛み合っていないために起きます。

結論はシンプル。スプリングは“黄み×明るさ”、サマーは“青み×透け”、オータムは“黄み×深み”、ウィンターは“青み×コントラスト”を柱に、ベース→中間色→締め色の三段レイヤーで組み立てれば、どの色域も再現性高く美しく決まります。

本稿は、理論→色相帯レビュー→質感選び→配色テンプレ→買い方&Q&A/用語辞典の順で実務テンプレとして、キャンメイクの“全部の色域”をパーソナルカラー視点で徹底解説します。読みながらそのまま手を動かせるよう、数値の安全帯・光源補正・目の形別コツ・一週間運用表まで網羅しました。


目次

1. まずは理論:肌をきれいに見せる四条件(色相・明度・彩度・質感)

1-1 色相の合わせ方(黄み/青みの針を合わせる)

ブルベは青み(ローズ/モーヴ/プラム)、イエベは黄み(アプリコット/キャメル/オリーブ)が基本軸。中間に置くニュートラル(グレージュ/トープ)は全季節の逃げ道です。目元は顔の中で最も影が出やすい部位なので、ベースは中立〜やや明るめから始めるのが安全。ここで黄みに寄せすぎると白目が黄ばんで見え、青みに寄せすぎると血色が抜けて見えます。最初の一筆は黒目上の一点だけに置き、そこから外へ薄く広げると、色相ズレが起きても修正が簡単です。

1-2 明度・彩度の安全帯(ぼやけ/濃すぎを回避)

明度が低すぎると重く、高すぎると白浮き。彩度が高すぎると派手、低すぎると生活感。季節別の安全帯は下表の通り。ベースは肌より半トーン明るく、中間はベースより半トーン暗く、締めは瞳の色よりやや深くが基本です。まぶたのくすみが強い日は、ベース前に**薄いコントロールカラー(ベージュ/ラベンダー)**を米粒分だけ仕込むと、上からのせる色の濁りが減ります。

表|季節タイプ別 安全帯(アイシャドウ)

タイプベース色中間色締め色失敗サイン
スプリング乳白ベージュ/シャンパンアプリコット/コーラル赤みブラウン薄目が腫れぼったい→中間色の明度が高すぎ
サマーピンクベージュ/ラベンダー薄ローズ/モーヴグレープラム/グレーくすむ→中間色の彩度が低すぎ
オータムクリーム/黄ベージュキャメル/テラコッタオリーブ/ココア重い→締め色が暗すぎ・面積過多
ウィンター透けホワイト/アイシーラズベリー/スモークトープネイビー/ボルドー浮く→ベースが暗い/にごり

1-3 質感の選び方(面=“光の平らさ”を整える)

マットは面が均一になり影がくっきり。青クマが気になる日はベースだけ細パールにすると安定します。パール粒が細かいほど上品で、黒目上一点だけでも十分な立体が出ます。ラメ点の光として最後に米粒1つ分を薬指で置くのが鉄則。涙袋は目頭〜黒目下1/2までで止めると、厚みが出ず自然です。さらに照明差で見え方が変わるため、下表のように光源ごとに補正をかけると仕上がりが安定します。

追加表|光源・背景別の見え方と補正

環境見えやすいズレ補正のコツ
蛍光灯(青白い)青み強調/白飛び中間色を半トーン落とし、ベースに黄みを一滴
電球色(黄)黄ぐすみ/にごりベースを明るく、締めはココア/ネイビーで引き締め
直射日光ラメが強調ラメは中央点のみ、パールは細粒優先
画面・白背景コントラスト過多縁をぼかし、締めは“細く短く”

2. ベージュ/コーラル/ブラウン系:仕事〜休日の“土台色”を網羅レビュー

2-1 ベージュ(明るさの土台)

スプリングアイボリー/シャンパンが透明感を底上げ。サマーピンクベージュで青みの血色を守り、まぶたの赤みを柔らげます。オータム黄ベージュ/クリームでくすみを均一化。ウィンター透けホワイト/グレージュで白浮きを回避し、黒目上だけ点で明るく。粉が飛ぶと一気に老けるため、指で密着→ブラシで境目ぼかし→綿棒で縁を拭うの三段がけが効果的です。ベースを眉下まで上げすぎないことも大切で、眉下が白く反射すると不自然に見えます。

表|ベージュ帯の使い分け

肌/季節合うベージュ置く場所量の目安
スプリングアイボリー/シャンパンまぶた全体薄く均一に
サマーピンクベージュまぶた全体〜二重幅中央やや強め
オータム黄ベージュ/クリーム眉下を避け全体指でしっかり密着
ウィンター透けホワイト/グレージュまぶた中央小さく点で明るく

追加表|まぶた下地の色補正(悩み別)

悩み下地色量の目安
くすみ強ラベンダー極薄米粒半分を薄のばし
赤みベージュ薄く点置き
皮脂崩れ無色プライマーキワに細く

2-2 コーラル(血色のブースター)

スプリングアプリコットで瞳がきらり。サマーコーラルピンク極薄にして柔らかさだけ借りる。オータムテラコッタ寄りで一気に洒落見え。ウィンターは基本控えめ、使うならサーモンを点で。コーラルは面積が広いほど黄みに傾くため、二重幅内に細く収めるのがコツです。

表|コーラル帯の置き換えNG→OK

失敗置き換え理由
サマーで濃いオレンジコーラルピンク薄青み肌に黄が強すぎるとくすむ
ウィンターで黄強コーラルサーモン点置き青白い肌と温度差が出る
オータムで薄ピーチテラコッタ寄り深み不足でぼやける

追加表|肌色×コーラルの明度調整

肌の明るさ安全な明度仕上がりの狙い
明るい肌高め明度のピーチ透け感維持
中間中明度のアプリコット血色と清潔感の両立
健康的中暗のテラコッタ薄面を締める

2-3 ブラウン(締めと立体)

赤みブラウンはスプリングにやわらかい目力、ココア/トープはサマーに陰影、チョコ/オリーブ混はオータムの深み、スモーク/ネイビー寄りはウィンターのコントラストに最適。締めはライン代わりに目尻だけが今っぽい。目頭側まで濃色を入れると眼球の丸みが潰れて小さく見えるため注意します。

表|ブラウン帯の最適解

タイプ合う締め色入れ方失敗回避
スプリング赤みブラウン黒目外〜目尻3mm面積は細く
サマーココア/トープ二重幅の外1/3ぼかしを長めに
オータムチョコ/オリーブキワ〜目尻くの字濃色は細筆で
ウィンタースモーク/ネイビーライン代用下まぶたは細ラインのみ

追加表|目の形×締め位置ガイド

目の形安全な入れ方ひと言メモ
一重上は極細、下は黒目外1/3だけ影を点で足す
奥二重二重線の外側に細く線を埋めない
くっきり二重二重幅の外側に濃色幅の入れすぎに注意

3. ピンク/ローズ/モーヴ系:透明感と大人っぽさの“温度”を微調整

3-1 ピンク(可憐さの最短ルート)

スプリングサーモン/ピーチピンクで体温感をプラス。サマー青みピンクを淡く広げ、まぶた中央は濃度+0.5で丸みを出します。ウィンターフューシャ寄り点で効かせると、白目が澄んで見えます。オータムがピンクを使う場合はベージュ混で黄みに寄せ、目尻3mmに限定すると上品に収まります。腫れぼったさが出たら、ベースを半トーン黄み寄りにして中和します。

3-2 ローズ(上品と華やぎのバランス)

サマーの主役。ローズ/ラズベリーは白目を澄ませ、肌の赤みは隠して透明感だけを残します。ウィンターローズレッドを締めとセットにすると品よく強い。スプリング/オータムコーラル/ブリックに置換すると、各季節の温度に馴染みます。写真日にはローズを二層にして、黒目上だけ細パールを足すと立体が増します。

表|ピンク〜ローズ帯の実践早見

目的スプリングサマーオータムウィンター
可愛げピーチ青みピンク薄ベージュ混ピンクフューシャ点置き
きちんとサーモンローズコーラルベージュローズレッド+締め
写真映えコーラル+細ラインローズ重ねブリック寄りフューシャ中心濃度

3-3 モーヴ(透明感の極み)

サマーモーヴグレーで黄ぐすみをリセット。ウィンターモーヴパープルネイビーラインで凛と見え。スプリングラベンダーベージュへ置換、オータムモーヴブラウンで温度を保ったまま透明感だけ取り入れます。モーヴは面積を小さく扱うと失敗が減り、下まぶたの黒目外1/3に極細で入れるだけでも効果的です。

追加表|悩み別のピンク/ローズ/モーヴ修正

悩み置き換え/調整効果
腫れぼったいベースを半トーン黄みへ/面積縮小ふくらみを抑える
くすむモーヴ→ローズへ/パールを細粒に面の濁りを除去
血色不足ピンクを中心濃度+0.5顔全体が明るく

4. ボルドー/カーキ/グレー系:印象操作の“色影”をコントロール

4-1 ボルドー(深みと強さ)

ウィンターワイン/プラムが主役で、ラインは短く濃くサマーローズ寄りボルドーを薄膜で重ね、外側にくの字を細く。オータムブリック/カッパーへ寄せると肌の温度に合い、スプリング目尻3mmだけで十分。ボルドーは下まぶたの入れすぎ厳禁で、黒目外1/3までに留めると清潔感を保てます。

4-2 カーキ(知的とこなれの両立)

オータムの十八番。オリーブ/モスベージュベースに重ねるとプロ感が出ます。サマーグレージュカーキなら透明感を損なわず、ウィンター締めにネイビーを選びカーキは中間に。スプリング金パール混の明カーキを上まぶた中央に点で入れ、軽さを保ちます。

4-3 グレー(影の設計)

サマーブルーグレーでまぶたの面を均一化。ウィンターチャコールでコントラストを跳ね上げ、スモークネイビーと相性抜群。スプリング/オータムトープ/グレージュが安全で、グレー単色の広範囲は避け、締めとセットで使うと洗練されます。

表|色影カラーの最適運用

カラーベース中間締めコツ
ボルドー明ベージュローズワイン面積は外1/3に限定
カーキクリームオリーブココア/ネイビー黄ぐすみ時はネイビー締め
グレーラベンダーブルーグレーチャコール青クマ日はベース明るめ

追加表|黒目の色×色影の相性

黒目の色合う色影効果
明るい茶ココア/プラム温度を足し瞳が大きく
深い茶オリーブ/ボルドー奥行きが増す
黒に近いネイビー/チャコール白目が澄んで見える

5. 仕上げ別テンプレ&運用(マット/パール/ラメ)※Q&A/用語辞典付き

5-1 マット:面を整え、影だけで美しく

ベースマット→中間ややパール→締めマットが最短。眉下は明るくしすぎないのが大人見えの決め手。まぶた中央に点でパールを置くと、面を壊さず立体が加わります。皮脂が多い日は、締めをのせる前に無色パウダーを薄く。色がピタッと止まり、滲みが減ります。

5-2 パール:粒の細かさで上品に

粒が細かいほど画像・対面とも上品。広範囲にのせず黒目上だけへ“短く濃く”。涙袋は目頭〜黒目下1/2で止め、外側はマットで締めると厚みが出ません。パールの色は白すぎるほど膨張するため、肌より半トーン暗いシャンパン/ピンクが安全です。

5-3 ラメ:小さく、最後に、点で

米粒1つ分を薬指でトントンまぶた中央or目尻キワに“点”。昼は控えめ、夜・写真日にだけ強度を上げます。大粒は一点集中、小粒は細い楕円に置くと、にごらず輝きが残ります。

表|質感×季節タイプの安全運用

質感スプリングサマーオータムウィンター
マット◎(軽い色)○(くすみ抜き)◎(深みが上品)○(締めに有効)
パール◎(細粒)◎(青みピンク)○(黄金色系)○(白光は点)
ラメ○(小粒)○(偏り少)△(点使いのみ)◎(夜に映える)

配色テンプレ(3色パレット運用)

  • 通勤/会議:ベース明ベージュ→中間ニュートラル→締め細ラインだけ。清潔・端正で失敗なし。
  • 休日/デート:ベース透けベージュ→中間コーラル/ローズ→締め外1/3。やわらかさと目力の両立。
  • 写真日/行事:ベース明るめ→中間主役色→締めくの字中央だけ細パール。写真に強い面が完成。

買い方・選び方(30秒チェック)
1)手の甲で一往復して粉がたまらないか確認。
2)白紙の横で明度チェック、白浮き/暗転がない。
3)ベース単色をまぶたに密着させ、ムラが出ないか見る。ネット購入時は明るさの違う写真を2枚以上で判断すると失敗が減ります。

直しの順番(崩れにくいリタッチ)
油分をティッシュでオフベース色を薄くのせ直し締め色を点で追加→必要ならパールを黒目上だけ。指でこすらず、置いて離すを徹底するとにごりません。

追加表|道具別の向き・不向き

道具得意不向き使い方のコツ
密着・発色広範囲の均一のばし置いて外へ薄くぼかす
ブラシ(平)面の均一化強発色色を拾いすぎないよう余分を落とす
ブラシ(細)締め・くの字大面積点をつなぐ意識で
綿棒にじみ消し広いぼかし端だけ軽く撫でる

一週間アイメイク計画(服色×場面)

曜日/場面服色パレット運用仕上がりの狙い
月・会議ネイビー/白明ベージュ→トープ→ネイビー細線清潔感と理知的
火・外回りベージュ/カーキクリーム→オリーブ→ココア落ち着きと信頼
水・在宅グレー淡透けベージュ→ローズ薄→グレー細画面で立体
木・会食黒/チャコールシャンパン→ラズベリー→ワイン写真映え
金・カジュアルデニムアイボリー→コーラル→赤みブラウン元気で洒落
土・公園生成り明ベージュ→モーヴ薄→トープ柔らか清潔
日・写真日白/淡色明ベージュ→主役色→くの字+中央パール面が美しい

Q&A(よくある疑問)
Q1. ピンクが腫れぼったい。 → ベースを半トーン黄み寄りに、ピンクは外1/3だけ。下まぶたには入れず、上のみで完結。
Q2. ラメでギラつく。米粒1つ分薬指で“点置き”。横へはのばさない。昼は小粒、夜は中央だけ中粒に変更。
Q3. どの季節かわからない。ニュートラル(グレージュ/トープ)から始め、頬の色に合わせて暖/寒を少しずつ足す。
Q4. 発色が弱い。 → ベース前に薄い下地、中間を二度塗り、締めは点→線で重ねる。
Q5. 夕方ににごる。無色パウダーをキワに薄く→にごった部分だけベースでリセット→主役色を点で追加
Q6. 目が小さく見える。 → 濃色を目頭側に入れない黒目上の明るさを確保。下は黒目外1/3のみ。

用語辞典(やさしい言い換え)

  • 色相:色みの方向(黄/青/赤など)。
  • 明度:明るさ(明るい/暗い)。
  • 彩度:鮮やかさ(強い/弱い)。
  • 面(おもて):光の平らさ。均一だと上品に見える。
  • 締め色:目元を引き締める濃い色。
  • くの字:目尻の上下を細く囲む入れ方。
  • 半トーン:ごくわずかな明るさの差。
  • 薄膜:薄く一層だけのせること。厚塗り感が出ない。

まとめ:キャンメイクは“季節の安全帯×三段レイヤー×光源補正”で全色が味方になる
色は季節タイプの安全帯に寄せ、ベース→中間→締めの順で面を整えるだけ。可愛い色も攻め色も、ベースは明るめ・中間は狭め・締めは細く短くで失敗は激減します。

さらに光源と背景を補正すれば、実際の見え方が安定。今日のひと塗りから、目元の印象を“狙って”積み上げていきましょう。

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